テクノロジーの進歩と共に、アニメーション制作の方法も大きく変化している。より高度な知識や技術、予算を必要とするCGアニメーション制作が増える一方で、これまで考えられなかった技術が手頃に使えるようにもなっている。 そんなひとつがKdan Mobile Softwareが開発した「Animation Desk for iPad」である。このソフトなんとiPadだけでアニメーションが制作出来るという優れものだ。アプリの価格もiTunesストアで450円とリーズナブルだ。
アプリの評価は高い。Animation Desk for iPad は、2011年のApple Rewind 2011に選出されている。評価の高さは“誰でもアニメーターになれる。どんなアイデアも命を与える価値がある”のキャッチコピーが表している。 鉛筆やブラシなど2Dのドローイングツールを利用することで、初心者でも気軽にかなり本格的な作品が作れる。同時にプロがラフスケッチを制作したりなど様々な用途で活用出来る。
このAnimation Desk for iPad を利用したアニメーション制作コンテスト“iAniMagic 2013”が開催中だ。9月22日まで作品を募集している。 iPad で作ったアニメーションのコンテストとユニークなコンセプトで、今回で3回目の開催となる。応募条件は、アニメーション制作にAnimation Desk for iPad(バージョン3.0以降)を使用することだ。 参加資格は年齢、性別、国籍、プロ・アマを問わない。テーマは自由、ただし1作品当たり15秒から30秒以内の尺が必要だ。気軽に観られる小品が求められているようだ。
コンテストにあたっては、手描きアニメーションの美しさを再認識する機会を提供することを目指している。世界中のアニメーターと交流する場とし、また日本のアニメーションを世界へ発信する。 応募作品から各賞が決まる。賞品は金賞がMacBook Pro(13インチ、128GB)、銀賞がMac Mini 2.5G、銅賞がiTunes $500 USD Gift Cardになっている。締切は9月22日、9月23日から10月2日までが投票を受け付ける。10月3日から10月8日までの審査を経て、10月9日に結果発表を予定している。 [真狩祐志]