諫山創さんが描くマンガ『進撃の巨人』が、一大ブームを巻き起こしている。本作のマンガ単行本を発刊する講談社は、6月4日までにその10巻までの累計販売数が2000万部を突破したと発表した。『進撃の巨人』は2009年に「別冊少年マガジン」(講談社)に連載開始、意表をついた設定とその圧倒的な迫力で、大きな話題を呼んだ。2011年には講談社漫画賞少年部門も受賞する。さらに2013年4月より本作がテレビアニメ化され、多くの人が作品を知るようになり、人気に拍車がかかった。講談社によれば、4月のテレビ放映開始後の2ヵ月間だけで、あらたに870万部を重版したという。そうした急ピットの重版にもかかわらず、一部の店頭ではなかなか手に入らないという声もあがるほどの引き合いが強くなっている。こうした人気は掲載誌にも及んでいる。「別冊少年マガジン」は、アニメ放送開始直後(4月9日)に発売された5月号の実売数が前号に比べて30%アップした。これはアニメ放送とそれに伴う単行本の売れ行き増により、全体の裾野が広がったためだという。アニメ化によるマンガや小説の売上げ増加は、かねてより指摘される。一方で、映像化の原作売上げ増加効果は、有名作品よりも、これまであまり知られてなかった作品により大きいとも言われる。しかし、今回は、有名原作が、アニメ化をきっかけにさらに爆発することとなった。アニメ作品が、原作の持つ力に加えて、アニメとしてそうした持ち味を存分に活かしたことも理由とみられる。マンガのアニメ化作品は多いが、『進撃の巨人』はその特筆したサクセスケースと言えるだろう。講談社は『進撃の巨人』のヒットを記念して、6月4日から7日まで講談社本社にて50m級超大型巨人の実物大バルーンヘッドを展示するなどで祝った。作品のさなる盛り上げを目指す。また、6月7日発売の「別冊少年マガジン」7月号より、4号連続『進撃の巨人』付録企画を実施している。定価は500円(税込)のままで、7月号には兵団ステッカー(憲兵団&駐屯兵団)が付く。さらに8月号(7月9日発売)には兵団ステッカー(調査兵団&訓練兵団)、9月号(8月9日発売)には諫山創描き下ろし最新単行本11巻カバー「別マガバージョン」、10月号(9月9日発売号)にはラフ画・諫山創アニメイラストクリアファイルを予定する。『進撃の巨人』 公式サイト/http://shingeki.net/
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