ボーンデジタルは、6月6日に「VESビジュアルエフェクトハンドブック」の下巻を刊行する。米国の『The VES Handbook of Visual Effects』を邦訳したものだ。全世界のVisual Effects Society (VES:Visual Effects Society:全米視覚効果協会)メンバーが総力を挙げて執筆した。グローバルスタンダードなVESのノウハウをまとめたものとなる。本書は、映画、TV、CF、アニメーション、ゲーム、ビジュアルメディアにおけるビジュアルエフェクトの手法と映像制作プロセスの業界標準を解説している。昨年の上巻に続いて下巻でも、執筆陣は総勢88名もが参加した。いずれも経験豊富で高度な技能を持つ、各専門分野の世界的リーダーとなっている。既に刊行されている上巻では、プリプロダクション、収録/撮影、パフォーマンスキャプチャーとモーションキャプチャー、ステレオスコピック3Dなどが取り上げられている。これに続いて、下巻ではポストプロダクション、ゲーム、アニメーション、ワークフローなどに触れる。対象読者はVFXプロデューサー、スーパーバイザー、特殊効果技術者、ミニチュア制作者、撮影監督、プレートスーパーバイザー、CGアーティスト、ソフトウェアエンジニア、ロトスコープ技術者、プロダクションコーディネーター、スタジオ エグゼクティブ、コンポジター、マットペイントアーティスト、イラストレーター、カラーコレクターなどだ。映像制作に関わる者全般を想定している。編者はVES会長でビジュアルエフェクトスーパーバイザーとして活躍するジェフリー・A・オークン氏とビジュアルエフェクトプロデューサーでセミナーや著作家としても知られているスーザン・ズワーマン氏だ。VESは、ビジュアルエフェクトエンターテインメント業界唯一の公式な組織として活動している。イベントや上映会、そしてVESアワードの授与を通して、ビジュアルエフェクトの先端技術の発展に寄与している。今回の書籍もそんな成果として刊行されている。日本語版の価格は9975円(税込)である。やや値が張るが、映像業界を目指す学生などは入手して損はないだろう。[真狩祐志]『VESビジュアルエフェクトハンドブック 下巻』-全世界のVisual Effects SocietyメンバーによるVFX制作標準-/http://www.borndigital.co.jp/book/2013.html発売予定日:2013年6月6日編者:Jeffrey A. Okun(ジェフリー・A・オークン)/SusanZwerman(スーザン・ズワーマン)日本語版監修:秋山 貴彦翻訳:株式会社Bスプラウト定価: 9975円(税込) サイズ:B5版 総頁数:472ページ発行・発売: ボーンデジタル
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