「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」美術設定を公開 作品世界を表現するラフ設定
『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』の作品背景を彩る美術設定画が公開された。本作は4月よりTOKYO MXほかにて放映されるオリジナルロボットアニメだ。
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先日は主人公たちが搭乗する機体のメカデザインが公開されたばかり。作品のビジュアルイメージも次第に明かされつつある。
今回は新たに、作品背景を彩る美術設定画が公開された。公式サイトでは全地球防衛軍・GDFの首脳機関が集まる宇宙ステーション「スターローズ」外観のほか、特務機関MJP母艦内の設定画を見ることができる。作品の世界観を表現する貴重なラフ設定が紹介されている。
こうした設定は、オリジナルロボットアニメを掲げる本作の重要なパーツとなる。メカニックデザインと伴に注目したいものだ。
また、美術設定に合わせて、本作の美術スタッフのオフィシャルコメントも発表された。美術監督を務める前田実さんと、セットデザインを担当する岩畑剛一さんが、作品への意気込みなどを語っている。
美術監督・前田実さん
「最初に元永監督から世界観のイメージとして伝えられたのが某SF特撮作品。見させて頂いたところ、美術デザイン含め参考になる部分が多く、『マジェスティックプリンス』にも上手くその雰囲気を出せる様、背景スタッフと楽しみながら試行錯誤を重ねています。見て頂く方々には、キャラクターやメカはもちろん、背景美術も楽しんで頂けたら嬉しいです。」
セットデザイン・岩畑剛一さん
「比較的企画初期から参入し、こまごましたメカデザイン的な物からセットデザインまで様々な事を担当しています。
ロボットアニメ全盛期を見てきた身としては感慨深いものがあります。あの雰囲気を再び感じてもらえればと…」
『マジェスティックプリンス』の監督は『刀語』『ヨルムンガンド』の元永慶太郎さんだ。キャラクターデザインに『機動戦士ガンダムSEED』『蒼穹のファフナー』の平井久司さん、脚本に『けいおん!』『ガールズ&パンツァー』の吉田玲子さんが参加。近年の話題作を支えた制作陣が起用されている。
アニメーション制作は『ゆるゆり』『夏雪ランデブー』の動画工房と、『コードギアス 亡国のアキト』『インフィニット・ストラトス』などでCGを手掛けたオレンジが行う。
地球暦2110年。宇宙に進出を果たした人類は、数多の資源小惑星を手中に収め、その繁栄は約束されたかに思えた。しかし汎銀河統一帝国を名乗る謎の勢力・ウルガルが襲来。地球は存亡の危機に陥った。
宇宙に適応できる人類を生み出すプロジェクトによって生まれた特務機関MJPの少年達は、最新鋭の戦闘デバイス「アッシュ」を受領し、全地球防衛軍・GDFの撤退の盾として前線に送り込まれてしまう。圧倒的な戦力を誇る敵軍に対し、果たして彼らは生き残ることができるのか…。
『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』はTOKYO MX、サンテレビ、KBS京都ほかにて4月よりオンエアが開始される。
[高橋克則]
『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』
2013年4月よりTOKYO MXほかにてテレビ放送開始
/http://mjp-anime.jp/