女子でも「ロボットアニメ」が好きなんです! 決してイケメンだけじゃない5つの魅力を語ってみた | アニメ!アニメ!

女子でも「ロボットアニメ」が好きなんです! 決してイケメンだけじゃない5つの魅力を語ってみた

ロボットアニメは男の子向けだと思われるかもしれませんが、女子だってハマる魅力がたくさんあります。『コードギアス 反逆のルルーシュ』や『プロメア』などを例に、夢中にならずにいられないポイントを徹底解説します!

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『プロメア』(C)TRIGGER・中島かずき/XFLAG
  • 『プロメア』(C)TRIGGER・中島かずき/XFLAG
  • 「コードギアス 反逆のルルーシュI 興道」ビジュアル(c)SUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design (c)2006-2017 CLAMP・ST
  • 「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」(C)創通・サンライズ・MBS
  • (c)オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会
  • (c) 2016 創通・フィールズ/MJP製作委員会
ロボットアニメは好きですか?

一般的に、ロボットアニメというと男の子向けジャンルだと思われるかもしれません。

筆者は女子ですが、幼少期からロボットアニメを見て育ちました。周囲からは変わり者扱いされたり、「イケメンが多いからだ」と勘違いされたりしたことも。たしかにイケメンがいるのは嬉しいですが、それだけではないと声を大にして言いたい。

ロボットアニメに性別は関係ありません。本稿では女子も夢中になるロボットアニメの魅力を徹底的に分析してみます!

顔が見えないパイロット


ロボットにはパイロットが必要ですが、外からは見えません。パイロットの正体が明らかになったとき、そこにドラマが生まれます。


『コードギアス 反逆のルルーシュ』(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006 CLAMP・ST

『コードギアス 反逆のルルーシュ』を例に挙げてみましょう。主人公のルルーシュは普段は学生ですが、テロリスト・ゼロとしても暗躍しています。ゼロの作戦をいつも邪魔する存在がランスロットというロボット。パイロットの正体を知らないルルーシュは、ランスロットを排除しようとします。しかしランスロットに乗っているのは、幼馴染であるスザク。プライベートで顔を合わせることも多く、ファンとしてはお互いの秘密に気づくのではないかとひやひやします。

第1期の後半、とある戦闘でランスロットのコックピットが壊れ、ついにパイロットの正体がばれてしまいます。戦場で対峙した友人の姿に、ルルーシュは動揺を隠せません。

ロボットを記号でなく人として意識してしまったために生まれる葛藤やすれ違い。目の前にいるのに相容れず、戦うしかないという展開が切なすぎる……!

ごっつんこで秘密の会話


通常であれば、パイロットは機体に乗っているとき無線などを使って会話をします。しかし『ガンダム』シリーズならではの描写に、機体同士を接触させて会話をするシーンがあります。

この通信方法、筆者は勝手に「ごっつんこ」と呼んでいましたが、「お肌の接触回線」と呼ばれているようです。


『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(C)創通・サンライズ・MBS

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』19話では、主人公の三日月が乗るバルバトスのピンチに、普段は敵であるマクギリスが駆け付けます。ほんの一瞬背中合わせになった2人の機体。離れないよう速度を合わせながら、接触回線でなにげない会話をします。知らない相手や敵同士であっても、機体が触れている間は声を交わすことができるのです。

ときには秘密めいた会話をすることもあり、キャラクターの本音が垣間見えるシチュエーションでもあります。機体がぶつかったときの金属音もかっこいい!

相棒はロボット


人工知能を搭載されたロボットが登場するアニメもあります。パイロットの相棒として登場するロボットは、とても頼りになる存在です。

(c)オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会
『翠星のガルガンティア』(C)オケアノス/翠星のガルガンティア製作委員会

『翠星のガルガンティア』に登場するチェインバーも、そんなロボットのひとつ。宇宙空間での戦闘中、ふとしたことから地球に漂流してしまった主人公のレドは言葉の通じない人々とのコミュニケーションに苦しみます。そんなレドを支援するために、チェインバーは音声を解析し、簡易翻訳プログラムを作成しました。

ロボット自身が言葉を発する、ということもあり、キャラクターのようにロボットを見ることができるはず。チェインバーの生真面目な言動もかわいい! ロボットアニメ初心者にも、超、おすすめです。

もうひとりの自分を預ける整備士との絆


パイロットが命を預けるロボットは、いわばもうひとりの自分。だからこそ、整備を任せるクルーとの信頼関係も大切です。


『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』(C)創通・フィールズ/MJP 製作委員会

『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』は、整備士との絆も見どころのひとつ。パイロットであるアサギの整備クルーは、祖父・父・娘という実の家族で構成されています。とくに娘のアンナはまだ9歳ということもあり、アサギは半信半疑。しかし何度も機体を整備してもらっているうちに腕はたしかなことがわかり、不安は吹き飛びます。オフの日にアンナの買い物に付き合っている姿は、まるで兄のようでした。

実はアサギをはじめとするパイロットたちは、軍の養成機関に入る前の記憶を消されています。家族を知らない彼らが整備士たちと過ごすうちに本物の家族のようになっていく。そんな胸アツな展開に涙腺が緩みます。

不可能を可能にするロボット


ロボットを使うと、人間をはるかに超えるパワーを出すことができます。どんな機能が備わっているのか考えただけで、ワクワクが止まらない!


『プロメア』(C)TRIGGER・中島かずき/XFLAG

Twitterでも話題になった『プロメア』の“滅殺開墾ビーム”が記憶に新しいでしょう。本作には、文字通り土地を切り拓くことのできる機能が備わったロボットが登場します。人間が土地を開拓しようとした場合、最低でも何年もの時間が必要です。一瞬で開墾する、という人間には不可能なことを可能にするのが、ロボットアニメの魅力でもあります。

こうしたスケールの大きさもあり、戦闘シーンの迫力は身震いするほど。ときにかっこよく、ときに圧倒的に。人間以上の力でぶつかり合うロボットならではのバトルに、こぶしを握って熱中するはず!


◆ ◆ ◆

これまで紹介した作品に限らず、ロボットアニメには独自の世界観があり、驚くような機能を持ったロボットが登場します。もしかすると、好き嫌いが分かれることもあるでしょう。

しかしいくつか作品をはしごしてみれば、きっとお気に入りの1作が見つかるはず。
これまでロボットアニメにハマったことがないという人も、だまされたと思ってチャレンジしてみてください!
《ハシビロコ》
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