ワーナー 第1回THE EDGE賞の「残業シンドローム」を配信開始 | アニメ!アニメ!

ワーナー 第1回THE EDGE賞の「残業シンドローム」を配信開始

4月10日からワーナー・オンデマンドにて、第1回THE EDGE賞を受賞した『残業シンドローム』の配信が開始された。配信は、ワーナー・オンデマンドの「THE EDGE」で行われている。

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  • 『残業シンドローム』(山我俊進)
4月10日からワーナー・オンデマンドにて、第1回THE EDGE賞を受賞した『残業シンドローム』の配信が開始された。
配信は、ワーナー・オンデマンドの「THE EDGE」で行われている。「THE EDGE」は、昨年10月にショートフィルム専門のレーベルとして開設された。主要な映画祭で受賞歴のある国内外のショートフィルムを配信に力を入れている。

また次世代クリエイターの発掘も掲げている。その一環としてデジタルハリウッドが学内優秀作品を表彰する「デジタルフロンティア(DF)2012」に「ワーナー・オンデマンド THE EDGE賞」を設置した。
『残業シンドローム』は、それによって受賞した作品だ。受賞の発表は、4月8日の優秀作品発表会で行われている。

作者の山我俊進さんは「自分は映画製作を志望していたので、THE EGDE賞については、この賞の設置が発表された時から注目していました。ワーナー・オンデマンドのサイトでTHE EDGEのページも何度か見て、自分もこんな作品を作れたらと思っていました。ですから今回まさか自分が受賞するとは思っていませんでした」と話す。

そして「今回の作品は、万人受けすることを目的として作るのではなく、自分の作りたいもの、表現したいものを突き詰めていくことで『記憶に残る』作品を目指しました」と今作の狙いを述べた。
「将来は、THE EDGE で配信されている世界的なショートフィルム作品に肩を並べられるような作品を作っていきたいと考えています」。

プロデューサーの山口貴也さんは「今回の候補作品の中で最もエッジの効いた作品として、『残業シンドローム』を選びました。この作品が受賞した理由は、『社会へのメッセージ性』、『グローバルにも通じる内容』、『ディテールでメッセージを伝えきる技術力」を持ち合わせており、作品や作者である山我さんに大きなポテンシャルを感じたからです」と受賞理由を語った。

一方、今後も、世界から注目を集める日本のショートフィルムを国内外へ紹介・配信し、映像業界の次代を担う若手クリエイターを発掘しいく方針であることも明らかにする
。5月からは、ワーナー・オンデマンド内でデジタルハリウッドの歴代のDF受賞作品の配信も開始する。次代クリエイターたちの創作活動を継続的にサポートしていきたいと、これからの展開にも触れた。
【真狩祐志】

ワーナー・オンデマンド THE EDGE http://wod.jp/edge/
ワーナー・オンデマンド http://wod.jp
DF2012特設サイト http://wod.jp/feature/Edge_DH
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