2月17日に全米公開された『借りぐらしのアリエッティ』の興行収入が、公開2週間(2月17日~3月1日)で1526万ドル(約12億3000万円)に達した。これは2009年に米国公開された『崖の上のポニョ』の興収1509万ドルを上回り、スタジオジブリの作品としては過去最高となった。 また、米国で公開された日本アニメでも、「ポケットモンスター」シリーズの3本の劇場映画、劇場版『遊戯王』を越え歴代5位につける。1億ドルを超える様なハリウッド大作映画には及ばないが、アニメーションに限らず外国映画が1000万ドルを突破することの珍しい米国では大きな成果である。 こうした興行成績には、幾つか理由がある。ひとつは宮崎駿監督作品をはじめ、長年、質の高いアニメを送り出してきたスタジオジブリのブランド力、メアリー・ノートンの原作の知名度といった作品への期待である。もうひとつは配給をウォルト・ディズニー系のブエナビスタが行い1522ものスクリーンを確保したことだ。海外のアニメーションに対しては異例の規模である。 現地の有力プロデューサーによる積極的なプロモーションも効果を発揮している。これもスタッフが長年のスタジオジブリのファンという背景もあり、『借りぐらしのアリエッティ』の成果はこれまでの実績が積みあがった結果ともいえる。 『借りぐらしのアリエッティ』の日本国内での興行収入は92億5000万円となっている。このほか海外では、日本アニメの人気が高いフランスと韓国でそれぞれ約700万ドルを稼ぎ出している。米国での興行収入は、この2ヶ国を一気に越え、日本に次ぐ規模となった。世界最大規模のエンタテインメント市場の厚みを見せつけた。 今回は日本の映画のなかでも飛びぬけてブランド力の強いスタジオジブリの作品ではある。しかし、海外市場、特に北米市場への進出を狙う多くのエンタテイメント業界関係者にとって、ひとつのビジネスパターンを提示したかたちだ。*興行成績の数字は全てBOXOFFICE MOJOの数字『借りぐらしのアリエッティ』 公式サイト/http://www.karigurashi.jp/[これまでのスタジオジブリ作品の主な米国興行成績]『借りぐらしのアリエッティ』 (2012) 1526万ドル『崖の上のポニョ』 (2009) 1509万ドル『千と千尋の神隠し』 (2002) 1006万ドル『ハウルの動く城』 (2005) 471万ドル『もののけ姫』 (1999) 238万ドル
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