10月27日、東京・新宿バルト9にて、人気海外SFドラマ『GALACTICA/ギャラクティカ』の上映イベント「【GALACTICAサーガ:全4節終結記念】DP上映祭」が行われた。このイベントはシリーズ全4部作が完結したのを記念したものだ。 劇場では物語の最終話にあたる 結:シーズン4「黎明紀(前編)」 、「黎明紀(後編)」のエクステンデッド・エディションの上映が行われた。また、イベントのゲストとしてNHK大河ドラマ『龍馬伝』の総合演出の大友啓史ディレクターが参加、MCを務めた清水節さんとドラマトークを繰り広げた。 清水さんが、「『ギャラクティカ』はただのリメイクではなく(1980年代オリジナル版の)“リ・イマジネーション”“再構築”されています。宇宙をアナログに撮った本作ですが、『龍馬伝』も司馬遼太郎の『竜馬が行く』の“リ・イマジネーション”と言えるのでしょうか?」とふると、 大友さんは「そうですね。実は『龍馬伝』では日本の未来を描こうとしているんです。外国人がいる長崎はメキシコのように描きました。時代劇だけど、“歴史もの”ではなく、とにかく“人の生きた証”を描いている。“時代劇”というジャンルに気安く入ってきて欲しい。その点では『ギャラクティカ』と“SF”というジャンルも同じですよね」とドラマを作るという点では、SFも歴史ものも同じと応えた。 また、「見知らぬものに出会う時、人って色々試されると思うんです。『龍馬伝』でも、色んな人が敵か味方か分からない。そこからドラマが始まるんですが、そこが凄くうまくいっている『ギャラクティカ』を観ると、SFにはこういう切り口がある、こういう広げ方があるんだと、SFを作りたくなってきますね」とSF作品の演出にも意欲をみせた。 そして『ギャラクティカ』の魅力について、「特にナンバー6の妖艶な色仕掛けが凄く良い。科学者なのに下半身に問題があるバルターなんかも、人間が生理と本能に従う姿が凄く面白い。僕はやっぱりアウトサイダーを描くのが好きです」と語った。 トークイベントの後には、シーズン1第1話の「33分の恐怖」も上映されファンを喜ばせた。本編はオフィシャルサイトで行われた人気投票で選ばれ、今回の上映が実現したものだ。 この投票にはシリーズのファンである庵野秀明さん、樋口真嗣さん、小島秀夫さん、山崎貴さんらも参加している。業界人の間でも人気が高いとされるギャラクティカ・サーガらしい企画となっている。『GALACTICA/ギャラクティカ』 公式サイト/http://www.galactica-saga.com/
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