日本貿易振興機構(JETRO)は、世界各地のコンテンツビジネス関連調査の一環として、中国における日本コンテンツの状況の調査を行い公開している。 最新の調査結果として、「中国における日本産コンテンツの放映・上映・発売状況等データ (2009年度 第1 四半期)」と「中国コンテンツビジネスレポート(2008年12月~2009年3月分)」をまとめた。いずれの調査もJETROのサイトから無料でダウンロード出来る。 「中国における日本産コンテンツの放映・上映・発売状況等データ」は、JETROの現地事務所が継続的にまとめているものである。今回は、2009年4月から6月までの情報を集計している。 日本コンテンツの展開状況や、期間中に中国中央政府が公布したコンテンツ関連法制度の内容、さらにテレビ放映許可のおりた日本のドラマ、アニメ作品の一覧まで幅広く取り扱う。こうした情報は中国の行政や現地のメディアでもまとめられることがなく、JETROが現地で独自に集計した貴重な情報となっている。 例えばアニメでは、期間中に中国で放映された作品に放送局や放映期間、放映時間などが記載されている。テレビドラマも同様で、さらに映画は放映に加えて上映、ゲームでは発売タイトルや展開方法が含まれる。 コンテンツ関連法の制度公布状況も、貴重な情報だ。中国では政策方針の転換などは一般に公表されることは少なく、大手のメディアを通して伝えられる。このため日本から法改正や方針転換を確認するのはかなり困難な作業となっている。そうした作業を大きくサポートするレポートになっている。 一方、中国コンテンツビジネスレポートは、JETRO上海による2008年12月から2009年までのコンテンツビジネスニューズレターをまとめたものだ。 中国のマーケット情報や、ネット関連、放送局、ゲーム関連のキーパーソンへのインタビューが主体となっている。ライブ感のあるビジネス情報を伝えるものとなっている。日本貿易振興機構(JETRO) /http://www.jetro.go.jp/中国における日本産コンテンツの放映・上映・発売状況等データ (2009年度 第1 四半期)(2009年7月)/http://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/reports/07000097中国コンテンツビジネスレポート(2008年12月~2009年3月分)(2009年7月)/http://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/reports/07000096
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