スクエニ 韓国の著作権侵害訴訟で勝訴 賠償金およそ3100万円 | アニメ!アニメ!

スクエニ 韓国の著作権侵害訴訟で勝訴 賠償金およそ3100万円

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 大手ゲーム会社のスクウェア・エニックスは、2007年より韓国のファントム・エンタテインメント・グループとミュージックビデオ監督のホン・ジョンホ氏に対して行っていた著作権侵害訴訟が、今年7月3日のソウル高等法院の判決により最終的な決定したことを明らかにした。
 この裁判はスクウェア・エニックスが製作したCGアニメ映画『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』の一場面を、相手側が無断で改変、実写化し、ミュージックビデオの映像として製作、有償配信したとしていた。

 今回の判決ではスクウェア・エニックスの主張が認められ、ファントムとホン氏が4億ウォン(およそ3100万円)の損害賠償をクウェア・エニックスに支払う決定が行われた。
 スクウェア・エニックスは、今回の損害賠償金は韓国での単独作品にかかわる著作権侵害事件では過去最高額となることを評価している。同社の主張してきた『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』の無断改変や商用利用による損害や、作品が持つ価値が韓国でも認められたとしている。
 
 『ファイナルファンタジーVIIアドベントチルドレン』は、2005年9月にゲームソフト『ファイナルファンタジーVII』 の続編としてCGアニメ化され発売された。
 韓国を含む世界各国で累計410万枚出荷という、日本の映像作品では異例の大ヒットになっている。今回の賠償金額の大きさは、こうしたビジネスの大きさも影響したとみられる。

 スクウェア・エニックスは日本のエンタテインメント・コンテンツ業界の中で、海外におけるリーガルアクションを積極的に行う企業のひとつである。今年5月には、フランスで『ファイナルファンタジー』シリーズと『鋼の錬金術師』の海賊版商品の輸入・販売を行なった企業に対しても損害賠償を含む訴訟を行っている。
 スクウェア・エニックスは、同社が知的財産権を重要な経営資源の一つと位置づけていること、そして知的財産権が侵害されたと判断した場合は対応を取って行くことを明らかにしている。
 国内外の著作権侵害行為は無数にあり、一般にはリーガルアクションは困難とされている。しかし、特に大きな著作権侵害行為に対して訴訟を起すことで、潜在的な侵害行為に対しての抑止効果が期待出来る。スクウェア・エニックスの行動には、そうした意味合いも含まれていると見てよいだろう。

スクウェア・エニックス /http://www.square-enix.com/jp/

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