今夏 劇場アニメを制する?「サマーウォーズ」製作発表会開催 | アニメ!アニメ!

今夏 劇場アニメを制する?「サマーウォーズ」製作発表会開催

 2006年夏、劇場公開をされるや否や瞬く間にアニメファンや映画ファンの心を捉えた作品があった。細田守監督の『時をかける少女』である。
 その後、大きなムーブメントを引き起こしたこの映画は、東京アニメアワード アニメーション・オブ・ザ・イヤー、文化庁メディ

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 2006年夏、劇場公開をされるや否や瞬く間にアニメファンや映画ファンの心を捉えた作品があった。細田守監督の『時をかける少女』である。
 その後、大きなムーブメントを引き起こしたこの映画は、東京アニメアワード アニメーション・オブ・ザ・イヤー、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門特別賞など国内外の映画、アニメ賞などおよそ23冠を獲得することになる。

 その細田守監督の最新作が、この夏公開される。3月18日に、東京国際アニメフェア2009の会場で、この夏劇場公開予定の細田守監督の最新作劇場アニメの製作発表会が行なわれた。
 発表された映画のタイトルはその名も『サマーウォーズ』。『時をかける少女』は爽やかな夏のイメージと強く結びついた映画だったが、細田監督の次回作も夏の記憶と深く結びついた作品になりそうだ。

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 製作発表に登壇したのは細田守監督のほか、今回の声優を務める神木隆之介さん、桜庭ななみさん、谷村美月さん、仲里依紗さんの4人、全員が浴衣姿で、まさに早めに訪れた夏の装いである。
 そして、ステージで公開された最新映像はやはり夏、日本の地方都市を舞台にどこか懐かしい日本の大家族が描かれる。それと同時に展開するインターネットの世界、日常と非日常が交差する細田マジックが今回も繰り広がることになりそうだ。

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 今回の映画について細田監督は、「日本の田舎の大家族が、世界中で突然沸き起こったインターネット上の危機に対して戦う話」と説明する。
 さらに「『時をかける少女』は日本の女の子のバイタリティを描いたが、今回は日本の家族のバイタリティを描く」とする。家族やその家族との絆が、大きなテーマとなるようだ。
 また、作品の映像については、「いま作っているところです。品質には自信があります」と断言。前回と同じく脚本を奥寺佐渡子さん、キャラクターデザインを貞本義行さんが行なう。さらにアニメ制作は、作品のクオリティに定評のあるマッドハウスが行なうから、こちらも大きな期待を持っていいだろう。

映画『サマーウォーズ』 公式サイト /http://s-wars.jp/index.html
2009年 夏 全国ロードショー

公式ブログ /http://s-wars.jp/blog/
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