第5回東京国際アニメフェアのなかで、今年で2回目を迎える特別功労賞が発表されている。特別功労賞は、今日のアニメ産業の社会的な地位の向上に寄与した人々を顕彰するために昨年より設けられた。 昨年の特別功労賞は、「創生期のパイオニア」、「プロダクションの設立者」、「原作者」を中心に手塚治虫氏や大藤信郎氏、大川博氏ら20人が受賞をしている。 今年の特別功労賞は、「制作者」と「『音』のパイオニア」が中心となった。制作分野からは、主に日本アニメ創生期の制作者のなかから、藪下泰司氏、瀬尾光世氏、久里洋二氏、岡本忠成氏、木下連三氏が受賞した。 『音』の分野からは多彩な顔ぶれが選ばれ、作曲家の宇野誠一郎氏、声優の清水マリ氏、作詞家の井上ひさし氏、山元護久氏、さらに数々のアニメ主題歌を歌った上高田少年合唱団が受賞している。 また、アニメプロダクションの設立者として、シンエイ動画の設立者楠部大吉郎氏も選ばれた。 功労賞は、華やかな展示会場やコンペティションの陰に隠れがちである。しかし、日本のアニメ産業と文化を築き上げて歴史をふりかえるという意味では貴重なものといえるだろう。第2回特別功労賞《制作者》藪下泰司、瀬尾光世、久里洋二、岡本忠成、木下連三《音のパイオニア》宇野誠一郎、清水マリ、井上ひさし、山元護久、上高田少年合唱団《プロダクション設立者》楠部大吉郎(敬称略)/東京国際アニメフェア /特別功労賞
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