9月2日に四国では初めてというメイド喫茶の『メリーメイド』が、愛媛県松山市にオープンした。同店のホームページを見る限りごく普通の(?)メイド喫茶で、最近増えている他店との差別化はあまりないようだ。店内はメイド喫茶の定番どおり来客に対する挨拶は「お帰りなさいませ」。また、飲食の注文のほかメイドとゲームの対戦も出来るという。 メイド喫茶は、もともと2000年頃に秋葉原で最初に誕生したと言われているから、誕生から5年でメイド喫茶文化は四国までに達したことになる。この5年間という期間をどうみるかが問題だ。ようやっとというべきか、遂に四国までと考えるかである。「オタク」、「萌え」は秋葉原や大阪・日本橋に代表される典型的な都市文化といえる。それが、秋葉原における大量増殖を経て地方都市広がりつつある。 これを、地方都市にも少なくない数のオタクが存在すると取るのか、逆にオタクカルチャーが一般的なレベルでも受け入れられようになったのかなんとも微妙な問題である。/メイド喫茶『メリーメイド』