アニメ化してほしいライトノベル・小説は？ 3位「あやかし課」、2位「不死探偵」、1位は…＜24年上半期版＞

アニメ！アニメ！では、2023年下半期に引き続き「アニメ化してほしいライトノベル・小説は？（2024年上半期）」と題した読者アンケートを実施しました。結果を発表します。

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2024.6.24 Mon 17:00

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ライトノベル、小説が原作のアニメは、文字で紡がれた物語を映像で楽しめる点が大きな魅力です。

2024年は『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』や『声優ラジオのウラオモテ』、『トラペジウム』など、さまざまなタイトルがアニメ化されています。

そこでアニメ！アニメ！では、2023年下半期に引き続き「アニメ化してほしいライトノベル・小説は？（2024年上半期）」と題した読者アンケートを実施しました。6月10日から6月17日までのアンケート期間中に351人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約65パーセント、無回答が約15パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約15パーセント、20代が約35パーセント、30代が約30パーセントでした。

■ファンタジーやミステリーが人気！

第1位

1位は『おまわりさんと招き猫』。支持率は24パーセントでした。

『おまわりさんと招き猫あやかしの町のふしぎな日常』 (ことのは文庫) 植原翠 (著), ショウイチ (イラスト)

海辺の下町商店街・かつぶし町を舞台に、赴任してきたおまわりさんと、その交番に住み着いた喋る猫・おもちさんの日常を描いたストーリーです。
「優しくて切ない世界観が素敵だからアニメで毎週癒されたいから！猫のおもちさんもグッズになったら絶対可愛い!!」や「おもちさんは撫でると願いが叶うという噂がある縁起の良い猫。動いて喋ったらキュートだと思うから。ときどきほろりと泣ける物語も疲れた心に染み渡る！」、「港町の懐かしい風景は切なくてちょっと不思議な世界観にピッタリで、週末に放送されたら1週間の疲れも吹き飛びそう」とキャラクターや舞台が人気。ハートフルなストーリーで穏やかな気持ちになりたいというファンから支持を集めました。

第2位

2位は『不死探偵・冷堂紅葉』。支持率は約16パーセントでした。

『不死探偵・冷堂紅葉　01.君とのキスは密室で』零雫 (著), 美和野らぐ (イラスト) GA文庫

本作は主人公が謎の転校生・冷堂紅葉と共に学園内で起きた殺人事件に挑む学園ミステリー。読者からは「推理、ラブコメ、アクションとアニメで見ればより面白くなりそうな要素が多いから。何よりも冷堂さん可愛さをアニメで堪能したい！」や「ミステリーとしての評価も高く、魅力的なキャラクターと両立しているのが素晴らしい」、「最近ミステリーのアニメ化がよくある印象なので、その勢いのままアニメ化してほしい」と謎解きの面白さを推すコメントが目立ちました。2023年に刊行されたタイトルが上位に入っています。

第3位

3位は『京都府警あやかし課の事件簿』。支持率は約8パーセントでした。

本作は京都府警の人外特別警戒隊・通称あやかし課が、人智を越えた難事件に挑む現代ファンタジー。「あやかし課のメンバーが活き活きと描写されていて、恋愛模様のキュンキュンもあり、目が離せない作品だから」や「京都の街並みが丁寧に書かれていて、アニメになれば映えること間違いなし。京都を好きになれる作品です」、「今や世界各国から観光客が訪れるようになった京都を舞台としたあやかしもの。海外ファンにも楽しんでもらえるはず」と個性豊かなキャラクターや京都という舞台設定をイチオシする読者が多かったです。

■そのほかのコメントをご紹介！

『死神ラスカは謎を解く』には「妻を亡くした刑事とカラスの死神による異能力バディもの。ミステリー仕掛けのファンタジーで、カラスの特性を活かして他の野鳥たちに聞き込みをするなど、切り口も斬新！」。
『金魚姫と隠世の鬼灯』には「あやかしと人間の恋の物語です。恋とは何なのかという奥深さがあり、あやかしの世界や金魚の姫の艶やかさなどの魅力が、映像化でより一層高まりそうだから」。

『か「」く「」し「」ご「」と「』には「主人公が5人登場し、各章によって視点が入れ替わる構成になっています。学生、青春、ちょっと不思議な能力、そんなキーワードが好きな人にオススメ。表紙の絵も可愛いからアニメ化するならぜひあの絵でやってほしいなぁ……」。
『恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに？と思ったら―』には「異世界ものが流行っていますが、本作は転生や転移なしのシリアス恋愛ファンタジー。8月発売のドラマCDのボイスサンプルも素晴らしかったので、アニメ化してほしいという気持ちが高まりました」とドラマCDの発売を控えるタイトルにも投票がありました。

か「」く「」し「」ご「」と「（新潮文庫）
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今回のアンケートではファンタジーやミステリーのジャンルが上位にランクイン。ドキドキやワクワクが詰まったタイトルが揃っています。
次ページのトップ20もぜひご覧ください！

■ランキングトップ10

[アニメ化してほしいライトノベル・小説は？ 2024年上半期版]
1位『おまわりさんと招き猫』植原翠
2位『不死探偵・冷堂紅葉』零雫
3位『京都府警あやかし課の事件簿』天花寺さやか
4位『死神ラスカは謎を解く』植原翠
5位『恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに？と思ったら―』永野水貴
6位『悪役令嬢と悪役令息が、出逢って恋に落ちたなら～名無しの精霊と契約して追い出された令嬢は、今日も令息と競い合っているようです～』榛名丼
7位『虚実妖怪百物語』京極夏彦
8位『金魚姫と隠世の鬼灯』フドワーリ野土香
8位『聖女の姉ですが、宰相閣下は無能な妹より私がお好きなようですよ？』渡邊香梨
10位『乙女ゲーのモブですらないんだが』玉露
10位『機龍警察』月村了衛

（回答期間：2024年6月10日～6月17日）

次ページ：ランキング20位まで公開

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https://animeanime.jp/special/1898/recent/

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。

《高橋克則》