「結合男子」伊東健人、榎木淳弥、田丸篤志、古川慎、宮田幸季が登壇! スペシャルステージレポ【AJ2023】 | アニメ!アニメ!

「結合男子」伊東健人、榎木淳弥、田丸篤志、古川慎、宮田幸季が登壇! スペシャルステージレポ【AJ2023】

「『結合男子』AnimeJapan スペシャルステージ」が3月25日に開催された「AnimeJapan 2023」内イベントステージで行われた。会場には伊東健人、榎木淳弥、田丸篤志、古川慎、宮田幸季らキャストが登壇。

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「『結合男子』AnimeJapan スペシャルステージ」が3月25日に開催された「AnimeJapan 2023」内イベントステージで行われた。会場には伊東健人、榎木淳弥、田丸篤志、古川慎、宮田幸季らキャストに加え、MCにはニッポン放送アナウンサーの吉田尚記が登壇。Switch版ゲームが2023年6月29日にリリース予定の『結合男子』は、今回初のステージイベントということから、キャラクター紹介やキャスト陣が抱いている作品の印象についてトークを繰り広げた。

[文=阿部裕華 撮影=小川遼]

MCの吉田の掛け声のもと、盛大な拍手で迎えられながら伊東健人、榎木淳弥、田丸篤志、古川慎、宮田幸季が「こんばんは~」「よろしくお願いします!」と賑やかに登場した。「AnimeJapan 2023」1日目の終盤に差し掛かっていたこともあり、伊東は「この時間ですから、皆さんお疲れでしょうけど」と言い、MC・吉田も「皆さんもう帰るだけだと思うので、打ち上げみたいな感じでいきましょう!」と続け、「そうしましょう!」と明るく答えるキャスト陣。観客も拍手で答えた。

早速会場の空気も温まったところで、キャスト陣の挨拶。挨拶では自身の演じるキャラクターのセリフを言うという流れのようで、伊東は「このセリフでいいのかな……」と若干の不安を滲ませつつ、演じる源朔のセリフ「きのこ? 何のことだ?」を口にする。ほかキャスト陣から「何のことだ……?」と言われ、伊東も思わず「なんでこのセリフなんですか!?」とツッコミ。キャスト陣にからかわれつつ、「今後はカッコいいセリフももちろん言うので、よろしくお願いします!」と伊東は笑った。

伊東健人

そんな伊東に続き、榎木は演じる安酸栄都のセリフ「さあ! 出かけようぜ!」に合わせて敵を倒すようなジェスチャーをする。古川からは「今、何したの?」とすかさずツッコミが入り、「敵を倒して、“さあ、出かけようぜ”」と返す榎木。「なんかキマッてんのか!?」とまたも古川にツッコまれた榎木は、笑いながら「敵を倒して言うセリフではないですね。きのこよりはいいけど」とコメント。

続く田丸は演じる鍛炭六花のセリフ「体が重い……根性が足りないっていうこと?」を言い終わったあと、微笑しつつ「シーンが分からない」と一言。作品がリリースされていないこともあり古川も「お客さんもこれでいいのか分からない」と話す。
そんな古川演じる宇緑四季の「自由ってのは持て余すな」というセリフに、「いいセリフ!」とキャスト一同。すかさず古川は「決して修学旅行で一人あぶれた時のセリフではない」とフォローを入れ、キャスト陣を笑わせた。

古川慎

そして、宮田はモル公のセリフ「モルに任せて大船に乗った気持ちでどんぶらこモル」と発したあと、「きのこモル」ときのこネタをいじるアドリブを付け加え、「そんなセリフはないです!」と伊東。宮田は「作っちゃいました」と茶目っ気たっぷりに言い、伊東もそれに笑いながら「今のセリフをどんなストーリー展開で披露されるかはプレイしてからのお楽しみ」と話した。

それぞれ演じるキャラクターのセリフを言い終え、MC・吉田からあらためて作品説明が。『結合男子』は世界消失まで50日を舞台に、プレイヤーが“媒人(なこうど)”となり、元素の力を持つ志献官(しけんかん)たちを結びつけ、さまざまな科学反応を起こし、敵勢力“デッドマター”の脅威に立ち向かっていく。10人の中から2人の志献官を自由に組み合わせ、最大45ルート、90種類以上のエンディングがあるという。そこで、キャスト陣によるキャラクター紹介のコーナーへ。

源朔は水素の志献官で、伊東は「一見クールだけど、感情が揺れ動くことが多い」と説明。「かわいい目の声でしゃべるけれど、怒ることもある」と声と性格とのギャップを話した。また、元素記号で1番最初に来るのが水素だ。「キーキャラクターでパッケージ的にも主役。僕としても思い入れのあるキャラクター」と本作への気合いをうかがわせた。

榎木淳弥

榎木演じる安酸栄都は「セリフ全部にビックリマークがつくほど声を張るタイプのキャラだった」と明かした上で、酸素の志献官ということから「皆さん今も栄都を吸っていることに……」と話す。それに対して「栄都が酸素ではないのよ。力を宿しているだけで」と伊東に言われると、榎木は「もしかしたら俺が酸素になる!となるかも」と笑いながら返した。

続く、田丸演じる六花は炭素の志献官。気弱で人見知りな性格だそうで「物語の序盤はちょっと弱く見えるシーンが多い」と紹介。加えて、「みんなと一緒に戦っていく中でちょっとずつ強くなっていく姿が見せられるんじゃないかな」とキャラクターの成長に田丸自身も期待を込めている様子。

田丸篤志

古川演じる宇緑はベリリウムの志献官。古川は「ベリリウム、知っている人いる?」と観客に呼びかけた上で、「高級オーディオのスピーカーの振動板になっている」と豆知識を披露。ミステリアスなキャラクターであることに触れ、古川は「初対面の人に明るく挨拶はするけど、その後スッと表情が消えるタイプ」と説明。「愛想はいいけど、ちょっと読めないですよね……」とコメントする田丸に頷きながら、「最初は腹の底が分からないけど、収録していくと殺意の高いセリフを吐いていることが多い」と話した。

宮田演じるモル公の紹介に行く前に、ほか6人のキャラクター、窒素の志献官・凍硝七瀬(CV:堀江瞬)、リチウムの志献官・浮石三宙(CV:西山宏太朗)、鉄の志献官・鐵仁武(CV:濱野大輝)、フッ素の志献官・舎利弗玖苑(CV:逢坂良太)、塩素の志献官・塩水流一那(CV:岡本信彦)、硫黄の志献官・清硫十六夜(CV:安元洋貴)についてを、MCの吉田が説明。

「テンプレ―トっぽいキャラが少ない」という吉田に、一同も「クセのある人が多い」とコメントした。また、本ステージに登壇したキャストが演じるのは通常版コンテンツで楽しめる定常キャラクターで、ほか6名のキャラクターは追加ダウンロードコンテンツで遊ぶことができるという。

宮田幸季

そして宮田演じるモル公は、プレイヤーと行動する補佐官。語尾には「モル」が付くとのことで、「モル語を皆さんに広めていただいて、2023年流行語大賞を狙っていきたい」と宮田。キャスト陣に「モル」を促し、それに応えて「~モル!」と話す姿が微笑ましい。

キャラクターの紹介を終えたところで、MCの吉田から伊東へ「話をもらった時、どんな印象でしたか?」と質問。タイトルのインパクトと男子キャラクターが多くいることから、「恋愛要素があるのか、ギャグ寄りなのかシリアス寄りなのか、いろいろ考えた」と最初は少し戸惑ったようだ。しかし、重厚でシリアスなストーリーや設定を知ったことで「一気にそっち(シリアス)の方向へベクトルが向いて、ゲームの収録に臨むことができた」と話す。

また、キャラクター同士の関係性にフォーカスした作品であるため、「僕も人間関係で悩むことがあって……」と話を切り出す榎木。本作の出演が決まった際、凍硝七瀬役の堀江瞬から「淳弥さんを慕う役です」と連絡が来たことを明かした。普段から堀江とは交流があるため、榎木は「それなら役づくりはいらないね」と返したところ、堀江からの返信は「あ、はい」という一言のみだったそう。「どうやって人間関係を改善していけば……」と会場を笑いに誘いつつ、「キャラクター同士の関係性をかなり深堀りしていけるから、凄まじいプレイ時間になるのでは」と話した。

すでに収録を終えていることから、話題はレコーディング後の作品の印象に。理系である田丸は元素に着目していること、元素を掛け合わせて強大な力を得ることのおもしろさを語るとともに、「科学はモルが出た瞬間に挫折して物理に行きました」と理系エピソードを披露。
それに対し、榎木は「その話がすでに頭いい!」、伊東も「モルって単位で挫折したとか言ってみたい」とコメント。それに続き榎木は「高校の時、算数で0点を取りました」と自身の学生時代のエピソードを赤裸々に語ると、「高校は数学だよね」「算数とは言わないね」と総ツッコミ。これには会場から笑いの渦が巻き起こった。

古川は本作のタイトルを聞いた時、「恋愛が絡んでくるのか否かを考えた」と話した上で、「ふたを開けてみたらとんでもないバトル作品だった」と当時の驚きを振り返った。「知れば知るほど面白いところが見つかる作品だなと思いながら収録を進めました」とアフレコ時の心境についても語ってくれた。唯一“結合男子”ではないキャラクターを演じる宮田は、設定のシリアスさに触れつつ、「各キャラのバックボーンも描かれているので、プレイされる方もやりがいがあるんじゃないかと思います」とコメントした。

ここで作品最新情報のコーナーに。Switch版ゲームの発売日が2023年6月29日、ボイスドラマやグッズがついた豪華特装版も準備中であることが明らかに。「全部買ってほしい!」と伊東。続けて、3月26日より本作のコミカライズ作品『結合男子 -Commitments to Dawn-』とノベライズ作品『結合男子 -Fragmemts from Dusk-』がマンガアプリ"マンガUP!"にて配信されると発表。このほか、アニメイトフェア&ONLYショップの開催、AnimeJapan 2023『結合男子』グッズの紹介があった。

さらに、「最後にとっておきの映像」というV振りのもと、作詞・作曲を上松範康(Elements Garden)、歌唱を『結合男子』に登場する純位志献官 総員が務める主題歌「結歌叛唱」を使用した『結合男子』のオープニング映像が流れた。シリアスで重厚な世界観と、キャラクターの魅力が詰まった映像に観客も釘付けに。

『結合男子』オープニングムービー

そんな映像に感動を滲ませつつ、本ステージは終わりの時間に。宮田は「6月の肉の日(29日)に発売となります」と発売日を強調し、「今日帰ったら、Twitterで“『結合男子』やるしかない 最高!”と、ついでに“今日のスペシャルステージもおもしろかったよ”とつぶやいてください」としっかり宣伝。
続く古川は、常設の4キャラクターだけでも満足できると前置きしつつ、「進めていくともっと知りたくなってくる魅力がたくさん込められている」と追加ダウンロードキャラクターについても言及。また、コミカライズやノベライズの公開にも触れ、「読んでみて、ハマっちゃいそうだと思ったら、そのままもぐりこんでいただけるとありがたいです」とゲーム以外のコンテンツも合わせてアピールした。

田丸はオープニング映像について「今、カッコよすぎて本当にびっくりしている」と話した上で、実はTwiiterに各志献官のアカウントがあることも紹介。「各キャラクターを知っていただけると思うので、チェックしてくれると嬉しいなと思います」と語る。
榎木もオープニング映像について話し、「それぞれ絆が繋がっていく物語なので、ストーリーを楽しんでいただけたらと思います」とコメント。最後は伊東の口から丁寧なストーリーの説明がなされ、「オープニング映像や各キャラのTwitterを見ながら想像を巡らせて発売を楽しみに待っていてください」と期待が高まる言葉を残し、本ステージは幕を下ろした。

「『結合男子』AnimeJapan スペシャルステージ」
開催日時:3月25日(土)
会場:AnimeJapan 2023(GREEN ステージ)
出演者:伊東健人(源朔役)、榎木淳弥(安酸栄都役)、田丸篤志(鍛炭六花役)、古川慎(宇緑四季役)、宮田幸季(モル公役)、吉田尚記(MC)

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《阿部裕華》
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