「ゲッターロボ」初の実写映画化が決定!25年春に公開予定 パイロット映像制作のクラファン始動 | アニメ!アニメ!

「ゲッターロボ」初の実写映画化が決定!25年春に公開予定 パイロット映像制作のクラファン始動

『ゲッターロボ』の初の実写映画化が決定した。50周年記念となる2025年春の公開が予定されている。これに向けて「パイロット映像」を制作すべく、その資金調達を目的としたクラウドファンディングが2023年4月19日までの約2週間限定で行われることもわかった。

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『ゲッターロボ』の初の実写映画化が決定した。50周年記念となる2025年春の公開が予定されている。これに向けて、高度な特撮&デジタル&特殊造形の映像を集結させた「パイロット映像」を制作すべく、その資金調達を目的としたクラウドファンディングが2023年4月19日までの約2週間限定で行われることもわかった。

『ゲッターロボ』は、1974年(昭和49年)から1975年(昭和50年)にかけて、永井豪と石川賢による原作マンガが「週刊少年サンデー」にて連載され、フジテレビ系で放送されたアニメだ。合体・要素を組み込んだ元祖と呼ばれる、巨大ロボット作品の金字塔として知られる。
3人の操縦者によって、「ゲットマシン」と呼ばれる、「イーグル号/ジャガー号/ベアー号」の3機のマシンが合体。戦況に応じた3機の組合せで「ゲッター1」「ゲッター2」「ゲッター3」の3タイプの巨大ロボットに変形し、人類滅亡を狙う恐竜帝国に立ち向かう。

TVアニメ版は低年齢層も鑑賞可能な勧善懲悪な内容だったが、石川賢の連載ではバイオレンスでハードな展開が描かれ、現在も熱狂的ファンに支持されている。アニメ・マンガそれぞれ幅広い需要に長期にわたり応える作品として、2025年に50周年を迎える。

このたび決定した初の実写映画化では、プロデューサー・監督・脚本は『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』や『キャット・シット・ワン』、『ブレイブストーム』、『ZVP(座頭市 VS プレデター)』などを手掛けた岡部淳也が担当する。永井豪と石川賢によるマンガ版ゲッターロボの持つ、アウトロー、バイオレンス、アクションを現代的にアレンジした『ゲッターロボ』の実写化を目指す構えだ。

現在、ゲッターロボ50周年となる2025年春の劇場公開へ向け制作準備が進行中の本作。マンガ版ゲッターロボには、魅力的ではあるが難易度が極めて高いビジュアルイメージが数多く存在する。それらをベストに映像化するため、国内&海外のクリエイターを交えた特撮・VFXのビジュアル試作、およびテスト映像計画を構想中だ。

通常であれば映画予算とスケジュール内でそれを行うのだが、邦画の通常予算規模ではスタート時点で様々な妥協が強いられる。しかし従来のマンガやアニメの実写邦画を超えることが今回の実写版『ゲッターロボ』の使命とされている。その実現に近づけるひとつの手段としてこのほど、映画本編の制作費とは別枠扱いとなる「パイロット映像(3~5分間)」の制作を計画。その資金を、クラウドファンディングより『ゲッターロボ』ファン、実写化に期待する人々へ支援を願うに至った。

クラウドファンディングは、日本向けは「CAMPFIRE」にて4月19日までの約2週間限定で実施中。また追って、海外向けに「Kickstarter」にて4月初旬頃に行う予定だ。リターンは、パイロット映像が一般公開される前に先行してオンライン鑑賞できる権利のほか、メイキング映像の先行公開、エンドロールクレジットへの名前の記載などが用意されている。

実写映画『ゲッターロボ』は、2025年春に公開予定。今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。

実写映画『ゲッターロボ』
■ 原 作 :永井豪・石川賢
■ プロデューサー:岡部淳也
■ 監 督 :岡部淳也
■ 脚 本 :岡部淳也、他 脚本家 漫画家 との共作
■ 脚本協力:田畑由秋
■ 撮 影 :古谷巧
■ メカデザイン&イメージボード:Skan Srisuwan
■ サウンド:Michael Verta
■ 制 作 :(株)ブラスト
■ 製 作 :(株)ビッグワン
■ 配 給 :未 定
■ 公 開 :2025年春 予定
※パイロット映像&映画が完成までの過程で、デザイン、ストーリーの方向性、スタッフは、改善や問題解決という観点から内容修正、スタッフの変更が行われる場合有り。


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