TVアニメ『チェンソーマン』の第10話「もっとボロボロ」が2022年12月13日（火）よりテレビ東京ほかにて放送された。
■『チェンソーマン』とは
『チェンソーマン』の原作は、藤本タツキが2018年～2020年に第1部を「週刊少年ジャンプ」、2022年より第2部を「少年ジャンプ+」にて連載し、コミックス累計発行部数1,600万部（2022年10月現在）を突破する大ヒットダークヒーローアクション。
親が遺した借金返済のため、“チェンソーの悪魔”ポチタと契約してデビルハンターとして生活する少年デンジが、とある事件をきっかけに“チェンソーマン”となって活躍していく様子を描いている。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さいませ。
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■第10話「もっとボロボロ」
サムライソードの襲撃が一時収まったものの、多くの人員を失った公安対魔特異4課。
無事生き残ったアキは、バディである姫野の死に耐えられず涙する――。
今回の事件から、4課を強化することに判断が下り、デンジとパワーはマキマからある人物を紹介される。
その名も、自らを「最強のデビルハンター」と名乗る特異1課所属の岸辺（CV.津田健次郎）だ。
突如2人に質問を繰り出し、デンジとパワーの返答に「お前達 100点だ」「大好きだ」などと言い、パワーに恐がられる岸辺。そして2人は、「お前達を狩り続ける」と告げられ殺されまくる……！ Twitterでは「岸辺かっこよ」「津田さんの岸辺さいこー」といったコメントが湧いた。
岸辺に20回以上も殺され疲労困憊となる2人。「おぎゃ…おぎゃ…」と赤ちゃんのようにおかしくなったデンジに、パワーは「頭が故障しておる！ 治れ！ 治れ！」とブラウン管テレビを直すごとく、容赦なくぶっ叩きまくるのだった。
そうして結束が深まる2人。次の日、眼鏡をかけてキメた2人は、パワー提案の「超インテリ作戦」を実行する。視聴者からは「デンパワちゃんのインテリ作戦可愛くて好き」「インテリ作戦、眼鏡かけてるところが馬鹿っぽくていいなｗ」と好評だったが、作戦はあえなく失敗に終わった。
病院で入院しているアキのもとには、京都公安の天童、黒瀬のほか、一人の女性が訪れていた。彼女は姫野の妹で、今まで姫野から送られてきた手紙を「あなたが読むべき」と渡しに来たのだ。そこには家族を心配する内容のほか、「どうしたらアキ君をやめさせられるかな」と、公安から離れてほしいという切なる思いが綴られていた。
だが、アキは公安に残ることを決断し、新たに「未来の悪魔」との契約を図る。
姫野の妹役を演じたのは、松本沙羅。Twitterにて、「お姉ちゃん、アキ君に渡したよ」とメッセージを添えた。
また、原作者の藤本タツキは「ひめのはじっかあおもり」と設定を明かしたほか、次回全貌が明らかになるであろう「未来の悪魔」について「ここなにもおもいつかなくてすごいたんじゅんなキャラになりましたみらいのあくま」と、コメントしている。
第10話のエンディングはPEOPLE 1による「DOGLAND」。犬に囲まれるデンジの姿や、狭い路地をデンジ視点で駆ける映像など、独特な世界観が表現されている。
12月23日には、PEOPLE 1のほか、同じくEDテーマを担当しているTOOBOE、syudouが出演する「ワシらの音楽」を最終話直前に生配信することが決定。西武新宿駅前ユニカビジョンと、MAPPA YouTubeチャンネルにて生配信するとのこと。こちらもあわせてチェックしてみたい。
（C）藤本タツキ／集英社・ＭＡＰＰＡ
