約6時間にわたって行われたイベントは、下野紘ら音泉でおなじみの声優陣によるトーク、コラボ企画、番組対抗クイズ大会、テーマソングライブ、そして番組パーソナリティによるファッションショーなど、お祭りの名にふさわしい内容ばかり。会場の様子はニコニコ公式生放送とYouTubeで無料配信され、リアルとオンライン双方で盛り上がりを見せた。
また、豊永利行による新番組『各駅停車 豊永利 行き』、岡本信彦による新番組（※タイトル未定）がスタートすることも発表。さらに「音泉20周年企画」が進行中であるということや、次回「音泉祭り2023」の開催決定も告知され、ますます勢いを増す音泉らしさを感じさせるイベントとなった。
超！アニメディアでは前半と後半に分けて、各コーナーのハイライトを振り返り！ 今回はオープニングからファッションショーまでをお届けする。各パーソナリティたちの愛のこもった衣装・パフォーマンスは必見！
～出演者一覧～
天津向、鷲崎健、下野紘、佐藤元、守屋亨香、直田姫奈、石毛翔弥、野上翔、熊谷健太郎、松岡禎丞、天﨑滉平、佐藤日向、小泉萌香、稗田寧々、種田梨沙、髙橋ミナミ、富田美憂、前田佳織里、篠原侑、駒形友梨、礒部花凜、土屋李央、藤田茜、野村麻衣子、夏吉ゆうこ、会沢紗弥、花井美春、根本京里、高尾奏音 ※順不同
天津向、鷲崎健、下野紘、佐藤元、守屋亨香、直田姫奈、石毛翔弥、野上翔、熊谷健太郎、松岡禎丞、天﨑滉平、佐藤日向、小泉萌香、稗田寧々、種田梨沙、髙橋ミナミ、富田美憂、前田佳織里、篠原侑、駒形友梨、礒部花凜、土屋李央、藤田茜、野村麻衣子、夏吉ゆうこ、会沢紗弥、花井美春、根本京里、高尾奏音 ※順不同
「えきぞっちく あにま～る」のライブで幕開け！“ワシャワシャ”心を鷲掴み
今回のイベントでは、残念ながらイベントに来られなかった各番組のパーソナリティから音声コメントが到着。コーナー間の場面転換時に流れるようになっており、幕開けを彩ってくれたのは『かかずゆみの超輝け！やまと魂！！』のかかずゆみ。そんなかかずの「えきぞっちく あにま～るのみんな、よろしくね～！」という呼びかけに応え、篠原侑・守屋亨香・前田佳織里によるハムスター女子ユニット「えきぞちっく あにま～る」のライブからイベントはスタートした。
ハム耳とハムしっぽが付いたキュートな衣装を着用した3人は、ハムスターをイメージした歌詞が特徴のテーマソング「えきぞちっく たいむ」を元気いっぱいに歌唱。小動物のような可愛らしいパフォーマンスで、さっそく会場に集まったファンの心を“ワシャワシャ”と鷲掴みにした。
この3人を陰ながらバックアップする「マネージャー」を務めるのは、富田美憂。ライブをステージ脇から見守っていたのだが、イベントMCの天津向、鷲崎健と共にステージに登場するも何故か気まずそうな表情。犬耳と犬しっぽを付けて観客の前に出るのが恥ずかしかったようで「音泉さんに遊ばれてるんです～！」と嘆くのだが、恥ずかしがる彼女に「かわいいよ！」と言うように観客から大きな拍手が送られていた。
『まったく、女子高生は最高だぜ！！』がリニューアル！新タイトルは…？
会場があったまったところで、この日最初のコーナーへ。音泉内の番組やパーソナリティから音声にて問題が出され、正解数が一番多かったチームに“超豪華賞品”がプレゼントされる「音泉杯」が開催！
～チーム編成～
「チームえきあに」富田美憂・前田佳織里・篠原侑
「チームダイナマイ」佐藤日向・小泉萌香・稗田寧々
「チームぽぽぽん」駒形友梨・礒部花凛・土屋李央
「チームたねちゃんねる」種田梨沙・髙橋ミナミ
「チーム賢プロ」藤田茜・野村麻衣子・夏吉ゆうこ
「チーム男湯＆ゲラゲラ」野上翔・熊谷健太郎
「チーム着ラジ」直田姫奈・石毛翔弥
「チーム松ハン」松岡禎丞・天﨑滉平
「チーム音泉キング」下野紘・佐藤元・守屋亨香
「チームえきあに」富田美憂・前田佳織里・篠原侑
「チームダイナマイ」佐藤日向・小泉萌香・稗田寧々
「チームぽぽぽん」駒形友梨・礒部花凛・土屋李央
「チームたねちゃんねる」種田梨沙・髙橋ミナミ
「チーム賢プロ」藤田茜・野村麻衣子・夏吉ゆうこ
「チーム男湯＆ゲラゲラ」野上翔・熊谷健太郎
「チーム着ラジ」直田姫奈・石毛翔弥
「チーム松ハン」松岡禎丞・天﨑滉平
「チーム音泉キング」下野紘・佐藤元・守屋亨香
登場早々、「チーム音泉キング」が揉めるというハプニング（？）がありつつも、さっそく1問目が出題。『天津向のためになるらじお』にて“心からの幸せ”についてパーソナリティ３人（天津向・洲崎綾・南早紀）で話をしていた際のエピソードから、「南さんはどんな幸せを語ったでしょうか？」という問題が出される。
各チームは「からあげを好きなだけ食べる」「タワマンでからあげを食う」「からあげ屋さんを開店する」など“利きからあげ”が得意な南早紀に合った解答を予想するも、正解は「おっぱいが大きくなりたい！」。全員が不正解という最悪な出だしに…。
そして2問目は『なっちゃん・あやさち・ゆめちゃん 最近、好きになりました』（村上奈津実・伊藤彩沙・宮本侑芽）から、漢字な苦手だが釣りが趣味だという村上奈津実が「何個“魚”編の漢字を書けるでしょうか？」という問題が。解答席は「鮭」「鰯」など比較的簡単な漢字を予想するも、村上はそれ以上に難しい漢字を何個も書いて見せ、出演者＆客席から「お～！」という歓声が上がった。
また「面白かったら得点が入る」という大喜利問題も。広瀬裕也からの問題「広瀬裕也が好きな“お”から始まるものは？」には、「公共の電波に乗せていいものですか…？」という心配の声が上がりながら「おっぱい」「おんな」「おかね」など責めた解答が続出。MCから「広瀬くんって山賊みたいな人なの？」とツッコミが飛ぶ。
鈴木崚汰からは「鈴木崚汰のレベルが1から60まで上がりました。一番増えたバロメータは何？」という問題。体を鍛えていることで有名な鈴木をイメージし「マッスル」「おっぱい（胸囲）」「関節の痛み」などの面白解答が出るのだが、正解は「自分の役目がわかるようになった」という超真面目なもの。これにも天津向から「急に声グラ（声優グランプリ）のインタビューになった？」とツッコミが飛び、観客の笑いを誘っていた。
そして最後の出題者『まったく、女子高生は最高だぜ！！』パーソナリティの会沢紗弥は、ステージに直接登場。「私たちの番組が大幅リニューアルすることに合わせ、番組タイトルを変更することになりました。タイトル候補4案のどれが良いかをニコニコ生放送でアンケートを取るので、どれが1位になるか当ててください」という難題が出される。
そもそも何故3年続いた番組をこのタイミングでリニューアルするのかというと、「女子高生は3年で卒業するため、大人になって新たな一歩を踏み出したい」という思いがあったからだと会沢は話す。
また、卒業後にはもう1人のパーソナリティ・花井美春と「同棲する」と宣言した会沢。そのテーマにも沿ったタイトル案が出ており、以下4つが候補になっているのだそう。
（1）さーやんとるんるんのろくじょうひとま！
（2）会沢紗弥と花井美春のおはようからおやすみまで
（3）さやとみはるのさんかくカンケイ
（4）アイアム？スターダスト！ぬるぬる女子ト～ク♪
ニコニコ生放送のアンケート機能を使った結果は（4）が一番多かったのだが、実際には、（3）さやとみはるのさんかくカンケイにて現在リニューアル配信中！
佐藤元の本音（？）がポロリ…「二度と作るかばかやろー！」音泉への感謝も
趣向を変えて、ここからは各チームの女性代表者による「かわいい選手権」、男性代表者による「おおごえ選手権」という対決企画へ。「かわいい選手権」ではリズムに乗って“かわいいワード”を順番に言っていくのだが、「おでん」「男の子やなあ」という稗田寧々の謎ワードチョイスに一同爆笑。最初は「それはかわいいのか？」と指摘されるものの、だんだんとMC陣のツボにハマり、見事勝ち残る結果に。
そして男性代表者による「おおごえ選手権」では、佐藤元の音泉に対する長年募った思いが爆発。「中にいるお仕事が増えたぞ！ありがとう！」と叫んで122dBを叩き出し、「ギャルゲー」（118dB／熊谷健太郎）、「申し訳ございませんでした」（116dB／石毛翔弥）、「ギャルのパンティおくれ」（112dB／天﨑滉平）に僅差で勝利する。
かつて「音泉ジュニア」として声優業以外の数々の経験をした佐藤。2018年に行われた「＜音泉＞27時間ニコ生放送」ではキングの家までも作った経験を持ち、それについて「二度と作るかバカヤロー！」と本音（？）が出てしまう場面も。これに対し、下野紘は「僕の指示じゃないんだけど…なんかごめんね（笑）」と謝っていた。
ここで全ての対決が終了に。ポイントを一番多く獲得し優勝したのは「チーム音泉キング」と「チームえきあに」。この2チームには「音泉があなたの夢を応援します！」というプレゼントが送られ、音泉が完全バックアップしてやりたいことを叶えてくれるという夢のような内容に、全員が大喜び。
そんな中、先ほどの佐藤の叫びを忘れ、色めき立った篠原侑が「家が欲しいって言ったら建ててくれるんですか？」と発言してしまったことから、佐藤はまたしても絶望の表情。しかし「元に建ててほしいとは言ってない（笑）」とフォローすると、佐藤はホッと胸をなでおろしていた。
下野紘＆松岡禎丞の先輩後輩の絆が光った「キングの部屋」
『福山蒼井』の福山潤＆蒼井翔太、『木村良平の感度は良好！』の木村良平からの音声コメントで次なるコーナーへ繋ぎ、“音泉キング”こと下野紘が仕切る「キングの部屋」へ。ゲストがどうしても言いたいこと、キングに相談したいことなどを持ち込み、とにかくしゃべりまくるというコーナーだ。
～「キングの部屋」出演者～
『音泉キング「下野紘」のラジオ きみはもちろん、＜音泉＞ファミリーだよね？』下野紘
『くまがみ珈琲店～プレミアムブレンド～』野上翔
『6-シックス-のゲラゲラジオ』熊谷健太郎
『松岡ハンバーグ』松岡禎丞・天﨑滉平・佐藤元
『音泉キング「下野紘」のラジオ きみはもちろん、＜音泉＞ファミリーだよね？』下野紘
『くまがみ珈琲店～プレミアムブレンド～』野上翔
『6-シックス-のゲラゲラジオ』熊谷健太郎
『松岡ハンバーグ』松岡禎丞・天﨑滉平・佐藤元
同コーナーには本日欠席の阿座上洋平、石谷春貴、木島隆一も参加予定だったが、休みとなってしまったために一部内容を変更。本来ならば、“女装をかけて” 『くまがみ』の人気コーナー「俺キュン」で対決するはずだったのだが、女装関係なく野上vs熊谷vs天﨑vs佐藤で対決することに。誰に一番キュンとしたかを下野がジャッジする。
その前に「上司に怒られて落ち込んでいる新入社員に先輩から一言」というテーマで下野によるエキシビションも実施。「お前が頑張ってるの、俺知ってるから」と王道なエールを送りつつ、ピンクにライトアップされたステージの雰囲気を汲み取って「今夜うちに来ないか」とアダルティーな先輩を見事に演じて見せた。
下野によってハードルが上がるも、後輩陣も負けてはいない。「深夜残業明けで疲れている先輩社員に後輩から一言」というテーマで、熊谷はおにぎりを差し入れてくれる優しい後輩、野上はコーヒーを奢り返してくれる元気な後輩、天﨑は部屋で一緒に過ごすほど親しい後輩、佐藤は実体験を活かしたアドバイスをくれる頼もしい後輩を熱演した。
下野が独断と偏見で選んだ結果「一番胸キュンしたのは…熊谷キュン！」と熊谷をご指名。その理由として「なんか、一番安心できそう。あったかい感じがした」と熊谷が演じた後輩像を絶賛していた。
『松岡ハンバーグ』からの企画もピックアップ。寄せられた悩みに松岡がアドバイスを送るコーナー「俺についてこい！」を、今回は特別版として下野が悩みに答えることに。悩みを寄せたのは、なんと松岡。「常に最悪を想定して生きている」という松岡は、それが演技にも影響することを懸念し「そろそろ（そんな自分を）やめたい」と下野に相談。すると下野は「それは気にする必要はないと思う」と松岡の演技の良さを語り、「どうしてもってことがあったら電話して」と同じ事務所の先輩後輩だからこその関係性や絆を見せつけ、観客から温かな拍手が送られた。
そして『6-シックス-のゲラゲラジオ』からは大喜利企画を。「こんな幽霊は嫌だ」というお題に「サンバを踊る」「折半してくる」「清潔感がない」「手を洗った後にすぐ手に触って来る」「良い声でめっちゃ話し掛けてくる」「演出家」などの回答で、観客を大いに笑わせていた。
思い入れのある衣装でファッションショー！下野紘が石毛翔弥におねだりも
『高野麻里佳のスーパーマリカクラブ』の高野麻里佳による音声コメントで場面転換が終わると、前半戦の目玉企画「音泉ファッションショー」へと進む。
番組衣装を身に着けてパーソナリティたちが登場する【第1部】では、『佐藤日向・小泉萌香のバトってダイナソー☆』から佐藤日向と小泉萌香、『稗田寧々 鈴代紗弓のコーラルマイク』から稗田寧々、『鷲崎健・藤田茜のグレパラジオ』から鷲崎健と藤田茜、『友梨・花凜・李央のらじおぽんぽこぽん』から駒形友梨、礒部花凜、土屋李央、『えきぞちっく・たいむ』から前田佳織里、篠原侑、守屋亨香、富田美憂、『音泉キング「下野紘」のラジオ きみはもちろん、＜音泉＞ファミリーだよね？』から下野紘が、番組テーマソングに乗ってステージ上をウォーキング。それぞれの番組“らしい”ポージングで会場を盛り上げた。
ランウェイを終え、10年以上も王様衣装を着ている下野は「もう普段着みたいなもん」とコメント。しかし、以前企画で服を作ったことのある石毛翔弥がそんな下野のことを絶賛してしまったものだから、下野に「作り直してほしいんだよね」と言われて「やばい！」と慌ててしまう一幕も。
続いての【第2部】は、今回のために準備した衣装で番組パーソナリティたちが登場。もう一方のパーソナリティがウォーキングに合わせて実況し、何故その衣装を着たのかなど、並々ならぬ思いを解説していく。
まずステージに立ったのは『まいことゆうこの ラジオK-production！』の野村麻衣子。『魔法少女まどか☆マギカ』の暁美ほむらの衣装を身に着けた彼女の足は黒タイツに包まれており、実況を担当する夏吉ゆうこは「股下何メートルかな!?」と美脚に大興奮。この衣装は着用する野村自身が選んだもので「ほむらちゃんが大好きなんです！」と愛を叫んでいた。
『Salon de Tanedaへようこそ』からは、“名前を言ってはいけない”作品の魔法使いに扮した髙橋ミナミ。“あの魔法学校”の招待状を待っていたが来なかったため、今回このステージを使って魔法学校の制服を着用したと種田梨沙が解説している最中に、“トロール”に扮した天津向が彼女に襲い掛かる。魔法ではなく物理で倒し、無事に会場の平和を守り抜いた。
『まったく、女子高生は最高だぜ！！』からは、会沢紗弥が『テニスの王子様』の青学ジャージ姿に。被っているキャップは相方・花井美春の手作りだそうで、「愛情込めて作りました」と紹介。衣装のチョイスも花井だそうで「大好きな会沢さんに大好きな青学ジャージを着てほしかった」と満足気な表情を浮かべていた。
『くまがみ珈琲店～プレミアムブレンド～』の野上翔は、『ペルソナ４』の制服を着用。「麗しい女性陣の後で、33歳の学生服姿を見せてしまって申し訳ない…」と眉を顰めると、すかさず下野が「俺42歳でこんな格好してるんだぞ！」と激怒。またしても「石毛くん頼む、（新しい衣装を）作ってくれ！」とおねだりし、石毛はタジタジになってしまっていた。
◆◆◆
イベント後半の様子は、別記事で紹介。パーソナリティたちが番組テーマソングを歌うライブパートに注目だ。
