「無職転生」ルーデウス役・内山夕実×エリス役・加隈亜衣インタビュー|声優としての今を支えるOL時代の経験と人との繋がり | アニメ!アニメ!

「無職転生」ルーデウス役・内山夕実×エリス役・加隈亜衣インタビュー|声優としての今を支えるOL時代の経験と人との繋がり

TVアニメ『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』の主人公であるルーデウス・グレイラット役の内山夕実さんと、エリス・ボレアス・グレイラット役の加隈亜衣さんによる対談インタビュー。

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「無職転生」内山夕実×加隈亜衣インタビュー (C)理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」製作委員会
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小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始されて以来絶大な人気を誇る“なろう系ラノベのパイオニア”『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』。現在放送中のTVアニメ第2クールでは、フィットア領転移事件で魔大陸に転移後、冒険者パーティ「デッドエンド」を結成したルーデウスたちのその後が描かれている。

アニメ!アニメ!では、本作の主人公であるルーデウス・グレイラット役の内山夕実さんと、エリス・ボレアス・グレイラット役の加隈亜衣さんによる対談インタビューを実施。好評を博した第1クールの振り返りや、第2クールの今後の注目ポイントについて話を聞いた。



[取材・文・撮影:吉野庫之介]

エリスが見せたダンスシーンでの笑顔


――第1クールを振り返り、印象深いシーンを教えてください。

内山:私は家族とのシーンがとくに印象深いですね。5歳の誕生日をお祝いしてもらったり、家族の団欒があったり。父親のパウロとメイドのリーリャとのことなど、多少の問題はありましたが(笑)、愛情を注いで育ててもらえたことが、異世界でルーデウスとして本気で生きていこうと決心するきっかけになったと思うので、転生した先がグレイラット家で本当によかったなと思います。

第3話でルーデウスとパウロが喧嘩するシーンでは、親目線からの葛藤があることを知ることができましたが、そうした登場人物それぞれのバックボーンや人間ドラマがとても丁寧に描かれているからこそ、一人ひとりのキャラクターにリアリティーが生まれて、みなさんに愛されているんだろうなと感じます。

加隈:私は第7話でのエリスとルーデウスのダンスシーンが好きなんです。「できないことをなんでやらなきゃいけないのよ!」と突っぱねて生きてきたエリスが、自分で努力をして成功する達成感を味わって。最後に息を切らしながら見せたあの笑顔には、彼女のいろんな気持ちが詰まっていたのだろうなと思います。

内山:ボレアス家に生まれたことへの重圧をエリスなりに感じていたからこそ、ダンスひとつにしても大変で。だからこそ、それを乗り越えたときに心からの笑顔があふれてきて。あのシーンが初めて等身大のエリスを見られた瞬間でもあったのかなと感じました。

加隈:もしもあの時ルーデウスが匙を投げていたら、今とはまた違う関係性になっていたと思いますし、エリスのその後の人生においても逃げることに肯定的になっていたかもしれないなと。また、ルーデウスに対しても先生としてではなく、人として感謝や尊敬する気持ちを覚えた瞬間でもあったのかなと思いますね。



――お二人がこれまで演じられてきたキャラクターのなかでも、ルーデウスとエリスは新鮮なタイプだったかと思いますが、本作でのお互いのお芝居についてどのような印象を持たれていますか?

内山:エリスは素直な反面、不器用でもある感じが危なっかしくもあるんですけど、その一つひとつの細やかな心情の変化をくまちゃん(加隈さん)がすごく丁寧に表現されているので、見るほどに可愛くて応援したくなりますね。

視聴者のみなさんも話数を重ねるごとにエリスの持つ愛おしさを感じていらっしゃると思うのですが、最初の手のつけられない感じはありつつも、そのなかにある無邪気さや可愛らしさは元々くまちゃんが持っていたもので、その相乗効果によってエリスの魅力が存分に引き出されているのだろうなと間近でお芝居を見ていても感じます。

加隈:エリスを演じていても感覚で物事を捉える子なのだと感じるのですが、ストーリーのなかで彼女の気持ちに共感することがどんどん増えてきて。たとえば、渦巻く気持ちを言葉にしてうまく伝えられないようなところが私にもあるので、「すごかったの!」と圧で伝えたり(笑)。

内山:ルーデウスの立場からも、エリスが「ルーデウスはすごいんだから!」と言ってくれるとすごく励まされて。くまちゃんの声の魅力がたくさん詰まったキャラクターだなと思いますね。



加隈:私はゆーみん(内山さん)が演じる男の子のキャラクターには、カッコよくて優等生っぽいイメージがあったのですが、この作品では杉田智和さんの演じる前世の男が持つクスッと笑えるような残念さや不器用さを息遣いなども含めて随所に感じることができて。

でも決してコメディー感が強いというわけではなく、真面目にやっているからこそ出てくる嫌味っぽくない感じというか。その人間味は役者としての魅力がないと出せないものだと思うので、「ゆーみんはすごいんだから!」とエリスとシンクロしながら思っています。

内山:ルーデウスは前世の男役の杉田さんらしさをどこかトレースできればいいなと思いつつ、そこに自分らしさも加えて演じているので、役者としてほかの作品ではなかなか味わえない感覚を体験させていただいています。



今を支えるOL時代の経験と人との繋がり


――第2クールでもルーデウスたちはさまざまなキャラクターと出逢い成長を遂げていきますが、お二人が「人との出逢いがあったことで大きく成長することができた」というエピソードを教えてください。

内山:私は一度役者を引退してOLとして就職をしたのですが、そのときの経験や出逢いは大きいものだったと感じます。再デビューした最初の頃は、その間の役者としてのブランクを足かせのように感じていた時期もあったんです。でも今は社会人として経験してきたことはなにひとつ無駄ではなかったと思っています。

――状況は異なりますが、ルーデウスの“転生”ともどこか重なるような気がします。

内山:たしかにそうかもしれないですね。私は役者としてのチャンスを二度も与えていただけて恵まれていると思いますし、OL時代に出逢った方々も背中を押すように私を送り出してくださって。そうしたさまざまな人との出逢いがなければ今の私はいなかったと思うので、本当に感謝しています。

――加隈さんもキャリアとしてOLを経験されていますよね。

加隈:私も会社員からの転職組なので、人との繋がりの大きさは実感しますね。声優として活動されている方がたくさんいるなか、こうしてお仕事を任せていただけているのは事務所のマネージャーさんやデスクさん、作品に関わるスタッフさんとの繋がりのおかげですし、この作品でエリスに出逢えたことで気づけたことや成長させてもらったこともあって。本当に周りのみなさんやキャラクターのおかげだなと思っています。





――最後に第2クールの注目ポイントを含めて視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

内山:第2クールの放送が始まり、ルーデウスは魔眼を手に入れたことでまた新しい戦い方ができるようになりましたが、それと同じく第1クールから登場していたほかのキャラクターたちも成長しているので、魔力災害を経てそれぞれがどのような変化を遂げているのかにもぜひご注目いただければと思います。

私自身も第1クールを経たことで成長したルーデウスを精一杯演じさせていただきましたので、引き続き最後までTVアニメ『無職転生』をお楽しみください!





加隈:第2クールでは物語の舞台が移ったことで空気感や音楽も変わっていますが、そこでエリスにとって刺激的な出逢いがあったり、以前1シーンだけ登場していた異質な雰囲気を持ったキャラクターが今後活躍したりもするので、ルーデウスたちと一緒に翻弄されながらお楽しみいただけるのではないかと思います。

私はSNSで視聴者のみなさんの感想や考え方に触れるのが好きなので、ぜひお声を聞かせていただけたら嬉しいです。これから全話、絶対に見なさい!!!!!ふん!!!





『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』

毎週日曜24:00 TOKYO MX、KBS京都、BS11/24:30 サンテレビ
dアニメストア・ニコニコにて地上波同時配信
他配信プラットフォーム 毎週土曜正午より順次配信

〇スタッフ
原作:理不尽な孫の手(MFブックス/KADOKAWA刊)
キャラクター原案:シロタカ
原作企画:フロンティアワークス
監督・シリーズ構成:岡本学
助監督:平野宏樹
キャラクターデザイン:杉山和隆、高橋瑞紀
サブキャラクターデザイン:齊藤佳子
美術監督:三宅昌和
色彩設計:土居真紀子
撮影監督:頓所信二
編集:三嶋章紀
音響監督:明田川仁
音響効果:上野励
音楽:藤澤慶昌
テーマソングプロデュース・歌唱:大原ゆい子
プロデュース:EGG FIRM
制作:スタジオバインド

〇キャスト
ルーデウス・グレイラット:内山夕実
前世の男:杉田智和
エリス・ボレアス・グレイラット:加隈亜衣
ロキシー・ミグルディア:小原好美
ルイジェルド・スペルディア:浪川大輔
エリナリーゼ・ドラゴンロード:田中理恵
タルハンド:大塚芳忠
キシリカ・キシリス:井口裕香
オルステッド:津田健次郎
ヒトガミ:くじら


(C)理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」製作委員会
《吉野庫之介》

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