9月に入り、そろそろ秋の行楽シーズンが近づいてきました。ですが、依然として新型コロナウイルスによる外出制限の影響で、旅行や観光などの難しい状況が続いています。
そこで今回、アニメ!アニメ!では、おうちから旅行気分が味わえる“ご当地アニメ”をご紹介。2021年秋から放送される新作アニメで、名古屋や沖縄など、日本全国の地方が舞台になっている作品を4タイトル、こちらにピックアップしました。
■『プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~』(栃木県・日光市)
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『プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~』(C)2020 プラオレ!メディアミックスパートナーズ
『プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~』は、サイバーエージェントとDMM GAMESによる、メディアミックスプロジェクトのアニメ作品です。アニメ史上初の「女子アイスホッケー」がテーマになっています。
栃木県・日光市を舞台に、地元のアイスホッケーチーム「ドリームモンキーズ」の体験教室にやってきた水沢愛佳と幼なじみたちが、アイスホッケーの魅力に目覚め、やがてプレイヤーとして試合に出場するようになっていく姿を描いた青春物語です。
『プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~』の“ご当地”ポイントは?
このアニメの“ご当地”ポイントは、栃木県・日光市がホームタウンの、日本初のプロアイスホッケーチーム「H.C.栃木日光アイスバックス」が監修に入っていることです。これにより、リアルなアイスホッケーの表現を追求するとともに、チームと一緒になって日光や鬼怒川など、栃木県の魅力を発信していく“ご当地アニメ”となっています。
■『シキザクラ』(愛知県・名古屋市、豊田市)
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『シキザクラ』(C)シキザクラ製作委員会
『シキザクラ』は、名古屋からアニメを発信する「ナゴヤアニメプロジェクト」による、東海エリア発のオリジナルアニメです。
主人公の高校生・三輪翔は、ある日突然、異世界からやってきた人を喰らう「オニ」と、謎のパワードスーツチームとの争いに巻き込まれてしまいます。そして、いつしか翔もパワードスーツを身にまとって「オニ」と戦うことになります。本作は、ヒーローとなって戦う翔と仲間たちの活躍を描いた冒険活劇です。
『シキザクラ』の“ご当地”ポイントは?
この作品の舞台となる、愛知県・豊田市の小原地区は、タイトルにもなっている、春と夏に花を咲かせる“四季桜”の名所です。そのほか、アニメには愛知県の各地が多数登場します。そして、ヒロイン・明神逢花役の茉白実歩(豊田市出身)や、主題歌を担当する亜咲花(名古屋市出身)など、スタッフやアーティスト陣に東海エリア出身者が多いのも特徴です。
■『やくならマグカップも 二番窯』(岐阜県・多治見市)
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『やくならマグカップも 二番窯』(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会
『やくならマグカップも』の原作は、“女子高校生×陶芸”を題材にした、岐阜県多治見市発祥の同名フリーコミックです。TVアニメ第1期が2021年4月から放送され、今回が2期目となります。
伝統工芸品・美濃焼の産地のひとつである、岐阜県南東部の多治見市を舞台に、4人の女子高校生が陶芸の魅力にのめりこんでいく姿を描いた青春ストーリーです。
『やくならマグカップも 二番窯』の“ご当地”ポイントは?
この作品は、30分の本編のうち、前半15分が通常の「アニメパート」、後半15分が「実写パート」と2つに分かれているのが特徴です。後半の「実写パート」では、田中美海ら出演声優4人が登場し、実際に陶芸に挑戦したり、アニメになった舞台を案内したりするのが本作特有の“ご当地”ポイント。アニメと実写の両方で、多治見市と陶芸の魅力を紹介していきます。
■『でーじミーツガール』(沖縄県・那覇市)
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『でーじミーツガール』(C)波之上青年団/でーじミーツガール製作委員会
『でーじミーツガール』は、沖縄県・那覇市を舞台にした、毎話90秒のオリジナルショートアニメです。
沖縄で家業のホテルを手伝う女子高生・比嘉舞星(ひがまいせ)と、本土からやってきた謎の青年・すずきいちろう(?)が巻き起こす、ひと夏の不思議な騒動を描いた、ボーイ&ミーツガールストーリーとなっています。
『でーじミーツガール』の“ご当地”ポイントは?
この作品は、毎話90秒の超ショートアニメのため、沖縄の魅力がギュッと凝縮されているのがポイントです。舞台も沖縄のホテルになっているため、ちょっとした旅行者気分が味わえます。また、ホテルの天井を突き破る巨大な「ガジュマルの木」が出現するなど、ファンタジックな要素も。短い時間ながらも、沖縄の雰囲気を楽しむことができます。
以上、4作品を紹介させて頂きました。
このほか、製作と著作を群馬県が担当し、群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」が活躍するTVアニメ『ぐんまちゃん』など、“ご当地アニメ”が目白押しの2021年秋アニメ。
この秋は、みなさんも気軽に“アニメ”で観光旅行に出掛けてみてはいかがでしょうか?
(C)2020 プラオレ!メディアミックスパートナーズ
(C)シキザクラ製作委員会
(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会
(C)波之上青年団/でーじミーツガール製作委員会
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