バンドの意外な一面が知れるカバー楽曲
――ところで進藤さんはガルパ事前登録組だとお聞きしました。ましろの登場後、プレイスタイルに変化はありましたか。
進藤：前々からガチャは回す方だったのですが、自分が演じるキャラクターが登場したらいつも以上にがんばるしかない、と気合が入りました。
私はもともとPastel＊Palettes（パスパレ）を箱で推していて、とくに麻弥ちゃんが好きなんです。あとはAfterglowのつぐちゃん（羽沢つぐみ）。ガチャに新しい推しのカードが登場して惨敗するたびに「出なかった……」と肩を落としていました。でも、ましろちゃんが出なかったときの絶望感はそれ以上で。
本当はましろちゃんが出るまで回したいのですが……。課金上限が撤廃される20歳の誕生日が待ち遠しい！
――ガルパでとくに印象的だったイベントやストーリーはありますか。
進藤：Morfonica登場前のイベントなのですが、パスパレの「ゆら・ゆらRing-Dong-Dance」がリズムゲームに追加された「つぼみ開く時」が好きです。このイベントをきっかけに、ガルパに熱中し始めた記憶があります。
パスパレはビジュアルが好みで、中でも声優として尊敬している上坂すみれさんが演じる白鷺千聖を事前登録の時から推していました。リリース後はイベントストーリーやバンドストーリーを読んでいくうちに気づけば箱推しに……。ガルパはキャラクターの魅力を知ると、全員応援したいと思えます。
あとはRoseliaのイベント「秋時雨に傘を」もお気に入りです。とにかく泣ける話なので、まだ読んでいない方はぜひストーリーを読んでください！
――進藤さんがガルパをプレイしていて気に入っているポイントを教えてください。
進藤：ストーリーもキャラクターも魅力的ですが、カバー楽曲の幅広さは魅力的だと思います。ドラマ、アニメ、映画、ボーカロイドなど、ジャンル問わず様々な曲をカバーしてくれるんです。
バンドのジャンルもアイドル、サーカス風などさまざまで、「世の中にはこんなにたくさんのバンド音楽があったのか」と驚かされました。
各バンドにおける振り幅の広さも魅力的ですし、オリジナル曲では見られない一面をカバー楽曲で知れるのでファンとしても嬉しいです。
幅広い音楽を届けられるバンドに変化したい
――今後Morfonicaで歌ってみたい音楽の方向性はありますか。
進藤：Roseliaさんのような幻想的でかっこいい音楽も歌ってみたいです！ Morfonicaのキャスト陣はどこかダークな雰囲気を感じるような曲調が好きなので、「CQCQ」や「Nevereverland」をカバーすると決まったときは全員で大喜びしました。
ドラムのmikaさんは激しい曲調の演奏も得意とのことなので、Afterglowさんのようなロックも歌ってみたいです。RAISE A SUILENさんのようなデジタル感のあるMorfonicaもいいかもしれません。
ましろちゃんはやさしさの伝わる曲調が似合うかもしれませんが、「flame of hope」のような意外性のある曲も増えたら嬉しいです。曲がかっこいいぶん演奏の難易度が上がりますが、挑戦してみたいです。
実は「BanG Dream! 8th☆LIVE」のあと、Ayasaさんが上松さんから「ヴァイオリン難しいよね？」と聞かれて、さらに直後に「これからも難しくなるかも」と言われて目を丸くしていたことが印象的でした（笑）。
もちろん「ブルームブルーム」や「ハーモニー・デイ」のような明るい曲も好きです。とくに「ハーモニー・デイ」は草原をみんなで駆け抜けていく、まるでアニメのオープニングテーマのようなさわやかさと疾走感があって好みです。
Morfonicaは音楽性の幅を広げられる可能性があるバンドのはずなので、アニメでいえばOP、ED、劇中歌まで全部手がけられるようなバンドになれたらと思います。
ほかのバンドにはいないヴァイオリンを活かした曲で、なんでも歌ってみたい！
――今後ましろと一緒に挑戦したいことを教えてください。
進藤：Morfonicaのましろちゃんとして、音楽フェスやTVで演奏を披露したいです。ましろちゃんは、私の中ではまだ生まれたての小鹿のような子なので、さまざまな経験を積ませてあげたいと思っています。
たとえばましろちゃんの嫌いなピーマンを食べるとか（笑）。苦手なものを克服すれば自信につながりますし、ましろちゃんに野菜のよさをプレゼンすることもできます。
あとは個人的な希望なのですが、いつか大人になったましろちゃんの姿も見たいです！
――最後に、ファンへのメッセージをお願いします。
進藤：ガルパはまだ4周年なので、これからもどんどん盛り上がっていくと思います。
昨年はみなさんにお会いできる機会が少なかったので、今年はライブやイベントなどが無事に開催されることを願っています。私も早くみなさんに会いたいです！
これからも練習やステージを重ねて成長し、ましろちゃんとしてガルパを盛り上げていくつもりです。コロナが落ち着いたら、海外でのステージにも立って「Morfonicaはすごい！」と世界中に届けたいと思っています。
応援の声をいただけるととても嬉しいので、これからもついてきてください！
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ましろを演じる前から『ガルパ』や『バンドリ！』が大好きだった進藤さん。話題は尽きず、作品の魅力や思い出を楽しそうに語ってくれた。ましろとして、そしてMorfonicaとして世界に羽ばたいていく姿に、これからも注目したい。
▼ガルパ4周年記念連載インタビュー▼
＞第1弾：「バンドリ！」新バンド・Morfonica誕生秘話、プロジェクト支える楽曲制作の裏側とは？ 音楽P・上松範康＆藤田淳平
＞第2弾：「ガルパ」愛され続けて4周年！ Craft Egg・森川修一が語る、開発・運営の舞台裏と今後の展開【インタビュー】
＞第3弾：Raychell“RASも真の意味でようやくバンドリ！ファミリーの一員になれた” 愛と感謝、次の挑戦を語る【ガルパ4周年インタビュー】
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