ディズニー&ピクサー映画『2分の1の魔法』と『ソウルフルワールド』が、「第78回 ゴールデングローブ賞」アニメーション映画賞にノミネートされた。『2分の1の魔法』は、『カーズ』や『トイ・ストーリー3』の脚本で知られるダン・スキャンロンが監督を務め、2020年8月21日に劇場公開されたディズニー&ピクサー映画。魔法が消えかけた世界を舞台に、内気な少年イアンが、自分の生まれる前に亡くなった父に一目会うため、好奇心旺盛な兄バーリーと共に魔法を取り戻す冒険に出る物語だ。ダン・スキャンロン監督は、「このストーリーのインスピレーションとなったのは、私自身と兄との関係性、そして私が1歳のころに亡くなった父親と私たち兄弟との絆でした」と明かし、「父は私たち兄弟にとってずっと謎でした。親族から送られた父の声のテープに入っていたのは“ハロー”と“グッバイ”の二言だけでした。たったの二言です。しかし私たち兄弟にとって……それは魔法だったのです。それが出発点になりました」と振り返る。『2分の1の魔法』(C) 2020 Disney/Pixarまた「大切な人を亡くした経験は誰にでもあるはずですが、そんな人ともう一日だけ一緒に過ごすことができる機会があるとしたら……その機会はものすごくエキサイティングなものになるはずです。そんなストーリーを語りたいのであれば、その映画の舞台は、そういう素晴らしい機会を得ることが可能な世界でなくてはならないことは明白でした」とも語った。そして、本作の楽曲を手掛けた作曲家マイケル・ダナ&ジェフ・ダナ兄弟も早くに父親を亡くす経験をしており、「映画音楽の作曲家にとって、登場人物の気持ちを理解し、自分自身の経験に照らし合わせて、感情移入することは不可欠です。ときには苦労することもありますが、今作の場合はまったく問題なく、物語に入り込むことができました」とコメントしている。『2分の1の魔法』は、現在MovieNEX発売・デジタル配信中。また同賞には、ディズニー&ピクサー最新作『ソウルフルワールド』もノミネート。息をのむアニメーションの美しさと誰もが胸を打つ物語と音楽で、アニメーション作品賞のほかに、音楽賞にもノミネートされた。『ソウルフル・ワールド』の監督ピート・ドクター、脚本ケンプ・パワーズ、制作ダナ・マーレイからは、「この映画に心を注ぎ込んだキャストとクルーは、非常に才能のあるアーティストたちであり、彼らとこのノミネートを共有したい」とコメントが到着。「世界中の子どもから大人まで、すべての観客がこの映画を受け入れてくださったのは本当に嬉しいことであり、昨年は課題に満ちていたが、ジョー・ガードナーの旅を通じて、この複雑だけど美しい日常の一部にただ立ち会うことに、人生の“きらめき”がたくさんあるということを、皆さんに感じてほしい」と喜びを語った。『ソウルフルワールド』は、ディズニー公式動画配信サービス Disney+(ディズニープラス)にて独占配信中。「第78回 ゴールデングローブ賞」の授賞式は、2021年2月28日(米現地時間)に開催。(C)2021 Disney/Pixar[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
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