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「重神機パンドーラ」河森メカの作り方をサテライトが徹底解説、LEGOブロックが変形ロボのカギ

アニメ制作技術に関する総合イベント「あにつく2018」が9月24日に行われた。セミナー「サテライト×unknownCASE 河森メカアニメの作り方」では、2018年春のTVアニメ『重神機パンドーラ』を例にCGとデザインについてトークが展開された。

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アニメ制作技術に関する総合イベント「あにつく2018」が9月24日に行われた。セミナー「サテライト×unknownCASE 河森メカアニメの作り方」では、2018年春のTVアニメ『重神機パンドーラ』を例に、メカニックデザイナー・河森正治が生み出したデザインをCGでどう表現したのかを解き明かしていった。


セミナーには『重神機パンドーラ』CGディレクターの後藤浩幸(サテライト)、主人公機モデリング・メインアニメーターの小川朗広(unknownCASE)が登壇した。
河森メカの魅力と言えば「変形」だ。メカがさまざまな形態に変わっていく姿は、多くのファンを魅了してきた。CGモデルを作るうえでも、スムーズな変形が可能であることが重要になる。
そのためデザイン画からCGを起こす前に、まずはブロック玩具のLEGOを組み立てて、実際に変形できるかどうか自分の手で確認していることを明かした。


映像では実際にLEGOを変形させている様子も公開。一見するとLEGOで遊んでいるようにも思えてしまうが、変形機構を確認するためには欠かせない作業なのだ。


CG班も最初はLEGOを元にしたCGモデルを作り、変形が可能かどうかを確認してから本番作業に臨む。
LEGOで変形可能なことが証明されているため、CGモデルを作るときは「絶対に完全変形できるようにしなければ」というプレッシャーがあったそうだ。

本作の主要メカであるMOEVは、1体につき3形態あるため、それぞれをカッコ良く仕上げなければいけないのも難しい点である。
車の状態では完璧な仕上がりであっても、人型になると手足が短くなってしまうなど、変形メカゆえの苦労もあったと語る。パーツや関節の微妙な調整を重ね、河森総監督の修正指示を受けながら、完成形を作っていった。

また河森総監督の意図や嗜好を詳しく知っておくことも、モデルを作る上では重要なポイントだ。
小川はモーターショーの「東京オートサロン」を取材で河森総監督と同行したことが大きなヒントになったと話す。そして「監督の注目している部分や押さえてほしいところを直に聞けたことは、モデルを作る上で一番大事になった部分ですね」と制作を振り返った。

後半は「手描きエフェクトの制作術」と題して、ロボットアニメには欠かせないビームや爆発などの描き方を紹介。本編映像の1コマ1コマを解説し、アクションを盛り上げるエフェクトの作り方を伝授した。
セミナーでは受講者からの質問も飛び、講演時間が過ぎるほどの盛り上がりを見せた。

[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
《高橋克則》
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