湯浅政明監督 「アドベンチャー・タイム」丸々1エピソード制作の舞台裏を語る | アニメ!アニメ!

湯浅政明監督 「アドベンチャー・タイム」丸々1エピソード制作の舞台裏を語る

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湯浅政明監督 「アドベンチャー・タイム」丸々1エピソード制作の舞台裏を語る
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『アドベンチャー・タイム』は、少年フィンと相棒の犬ジェイクを中心に、不思議な世界が繰り広げるファンタジックで時にはシュールなテレビアニメーションだ。2010年にカートゥーンネットワークでテ放送開始、世界的な人気を獲得している。いまではカートゥーンネットワークを代表する作品である。
そんな本作に日本を代表するアニメのクリエイターが参加して話題を呼んでいる。『ピンポン THE ANIMATION』『四畳半神話大系』など数々の傑作を世に送り出す湯浅政明監督が、『アドベンチャー・タイム』のシーズン6のエピソードひとつを脚本監修し、まるまる作りあげた。「Food Chain」とタイトルされたこのエピソードは、『アドベンチャー・タイム』の世界に湯浅監督の演出が重なり、絶妙な空気と味を感じさせる。

そんな「Food Chain」は実際にどのように創作されたのか?11月16日、マルイシテイ渋谷に、本作の制作に携わった湯浅政明監督、アニメーターのウニョンさんが登壇し、作品制作について紹介した。
また、スペシャルMCとして『IGPX』や『ワールドトリガー』で活躍する本郷みつる監督も駆けつけた。『アドベンチャー・タイム』大好きという本郷監督は全身『アドベンチャー・タイム』ファッションで固め、トークも盛り上がりを見せた。

トークでは日本では未放送の「Food Chain」の全編を上映。しかも英語版ということもあり、その場で湯浅監督が生解説する豪華なものになった。
ストーリーは「食物連鎖=Food Chain」について語っていたフィンとジェイクが、不思議な力でこの「食物連鎖=Food Chain」を自ら体験することになる。湯浅監督らしいテーマに、シュールでかつ楽しい映像と見応えのある仕上がりになっている。
湯浅監督によれば、原作者で総監督のペンデルトン・ウォードさんからは、基本ラインを残せば自由にやっていいよと言われたという。そのうえで渡米し、カートゥーンネットワークのスタジオに通いながらイメージボードなどでストーリーの打ち合わせをした。湯浅監督、ウニョンさんのトークからは伸び伸びと仕事ができた様子が伝わった。

また『アドベンチャー・タイム』に関わったきっかけは、Kickstarterで制作資金を募集した『Kick-Heart』の支援者に『アドベンチャー・タイム』のスタッフがいたためだという。世界中にファンのいる湯浅監督ならではだ。
そこから今回の話につながったが、制作を受けるには法人組織が必要となる。そこで仲間と共に新しいスタジオ 「サイエンス SARU」を設立した。『アドベンチャー・タイム』をきっかけにスタジオが出来てしまったという驚きのエピソードだ。
 「サイエンス SARU」は、勿論『アドベンチャー・タイム』だけでなく、今後も新たな作品を手がける。本郷監督が「将来もっと大きくなって」と話すように、今後の活躍も期待できそうだ。湯浅監督のクリエイティブを世界に届ける拠点になりそうだ。

そしてファンには気になる今回のエピソード「Food Chain」の放送情報も発表された。2015年1月3日21時からカートゥーンネットワークで『アドベンチャー・タイム』の特集が組まれる。このなかで日本語版が初放送される。
湯浅監督ファンも、『アドベンチャー・タイム』ファンも必見となるだろう。

『アドベンチャー・タイム』
http://www.cartoonnetwork.jp/cn_programs/microsite/00483

サイエンス SARU
http://www.sciencesaru.com/
《数土直志》
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