「けもフレ」制作のヤオヨロズ、今後アニメスタジオとして何を目指す? 新作「ケムリクサ」は? 福原Pインタビュー | アニメ!アニメ!

「けもフレ」制作のヤオヨロズ、今後アニメスタジオとして何を目指す? 新作「ケムリクサ」は? 福原Pインタビュー

アニメサイト連合企画「世界が注目するアニメ制作スタジオが切り開く未来」の第3弾は、『けものフレンズ』で一躍を注目を集めたヤオヨロズを特集。ヤオヨロズを設立した取締役である福原慶匡プロデューサーにインタビューを行った。

インタビュー
「けもフレ」制作のヤオヨロズ、今後アニメスタジオとして何を目指す? 新作「ケムリクサ」は? 福原Pインタビュー
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  • (C)ヤオヨロズケムリクサプロジェクト
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  • (C)(※ネタバレ注意)最終回は生でライブやるかも委員会
  • (C)直球表題 ロボットアニメ-STRAIGHT TITLE-STAFF
アニメサイト連合企画
「世界が注目するアニメ制作スタジオが切り開く未来」

Vol.4 ヤオヨロズ

世界からの注目が今まで以上に高まっている日本アニメ。実際に制作しているアニメスタジオに、制作へ懸ける思いやアニメ制作の裏話を含めたインタビューを敢行しました。アニメ情報サイト「アニメ!アニメ!」、Facebook2,000万人登録「Tokyo Otaku Mode」、中国語圏大手の「Bahamut」など、世界中のアニメニュースサイトが連携した大型企画になります。
全インタビューはこちらからご覧ください。


ヤオヨロズ 代表作:『けものフレンズ』『みならいディーバ』『てさぐれ!部活もの』『直球表題ロボットアニメ』

フリーソフト「MikuMikuDance(MMD)」を使った3DCGアニメ作品『直球表題ロボットアニメ』などで存在感を示し、2017年の大ヒットアニメ『けものフレンズ』で一躍注目を集めたアニメーション制作スタジオ・ヤオヨロズ。たつき監督という突出した才能を抱え、2019年には新作TVアニメ『ケムリクサ』の放送も控えている。

今回、ヤオヨロズを設立した取締役であり、たつき監督とともに『けものフレンズ』を大ヒットに導いた福原慶匡プロデューサーにインタビューを敢行。
新進気鋭のスタジオ・ヤオヨロズの歩み、そしてたつき監督の新作『ケムリクサ』について話を訊いた。
[取材・構成=細川洋平]

――つばさレコーズを大学4年生で立ち上げるなど、もともと音楽業界で活躍されていた福原さんですが、アニメ業界に興味を持ったきっかけは何だったのでしょう?

福原P
2009年ぐらいにトラブルが立て続いて仕事に対する意欲がなくなっていた時期があったんです。その時にたまたまアニメを勧められて見てみたらすごく興味が湧いて、それでアニメの仕事をしてみたい思いました。
ずっと音楽の仕事をしていたのでアニメと接点はなかったのですが、アキバ系の案件をやっていればチャンスは巡ってくるかなと思い、アイドル番組やボーカロイドのプロモーションをしていた時にジャストプロ代表の寺井禎浩さんと再会したんです。

――寺井禎浩さんといえば、つんく♂さんとお仕事をされたりと一時代を築いてきた方ですが、福原さんがアニメ業界に入る前からご面識があったのですね。

福原P
大学4年生のころに一度お会いしているんです。
それで再会した時に「福原くん、一緒におもしろい事やろうよ」と言っていただいて、それで一緒に作ったのが『直球表題ロボットアニメ』(2013年)でした。

(C)直球表題 ロボットアニメ-STRAIGHT TITLE-STAFF(C)直球表題 ロボットアニメ-STRAIGHT TITLE-STAFF
寺井さんが資金調達を行い、僕はニコニコ動画などで活躍しているMMDクリエイターに声をかけていきました。
この作品に関する記事が日経エンタテイメントに載ったことがきっかけで、日本テレビさんから「何かアニメをつくりましょう」と声がかかり、『てさぐれ!部活もの』(2013年)を作りました。
たつきくんとはコミケで知り合って以来、ずっと一緒に何かつくりたいと思っていたのですが、この時正式に誘った形です。

――ヤオヨロズ設立も同時期ですが、どのような意図があったのでしょうか。

福原P
それまで僕も寺井さんもそれぞれ違う会社から出資して同じものを作っていたんですけど、例えば請求書の処理の際に「これはウチ、これはソッチ」という風にややこしくなるんです。
だったら会社をつくって一緒にしたほうが何かと都合がいいだろうと。

それと、アニメファンの方はアニメスタジオの“ブランド”を重視する面もあるので、どこが作っているのかよく分からない状態ではなく、感情移入できる対象を作ろうという意図もありました。


――音楽からアニメへ移られて、業界の違いからくる苦労はありましたか?

福原P
アニメでは、設立したてのスタジオならまだしも、ある程度力のあるスタジオも放送回を落としてしまうぐらい過酷なところがあります。
経験もないし畑も違うのですごく大変でした。とくにアニメは1作品つくるごとに心身共に持って行かれます。音楽だと、無理をすれば3ヶ月あればCD1枚作れてしまいますが、アニメはどうしても1、2年はかかってしまう。
そういう背景もあり僕は去年、つばさプラス(現つばさレコーズ)の代表を退任し、完全に軸足をアニメに移しました。

→次のページ:ヤオヨロズはたつきを中心にしたスタジオへ
《細川洋平》
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