ケモノ娘は好きですか?ケモナー注目コミック「お稲荷JKたまもちゃん!」 ユウキレイ先生インタビュー | アニメ!アニメ!

ケモノ娘は好きですか?ケモナー注目コミック「お稲荷JKたまもちゃん!」 ユウキレイ先生インタビュー

月刊ComicREX(一迅社)で連載中の「お稲荷JKたまもちゃん!」は、女子高生に扮した伏見稲荷のお稲荷さん「たまもちゃん」が、その正体を隠しつつも(皆にはバレバレですが)高校生活をエンジョイするハートフルJK(じつはキツネ)コメディ漫画です。

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月刊ComicREX(一迅社)で連載中の「お稲荷JKたまもちゃん!」は、女子高生に扮した伏見稲荷のお稲荷さん「たまもちゃん」が、その正体を隠しつつも(皆にはバレバレですが)高校生活をエンジョイするハートフルJK(じつはキツネ)コメディ漫画です。

ケモノキャラクターが好きなケモナーのみならず、多くの漫画ファンから高い評価を受けている本作ですが、JG(じつはゲームネタ)が豊富に含まれているのはご存知でしょうか?

そこで今回は、Game*Spark/インサイドでゲームのプレイ絵日記を連載している吉田輝和(ちなみに副担任教師役として本作に登場)が、作者のユウキレイ先生とゲーム雑談をしながら、本作の誕生秘話などの気になる話をアレコレ訊いてきました!担当編集者のマツザキ氏もインタビューに参加します。

「お稲荷JKたまもちゃん!」誕生秘話!



吉田輝和(以下:吉田):それではよろしくお願いします。「お稲荷JKたまもちゃん!(以下:「たまもちゃん」)」が誕生したきっかけはありますか?

ユウキレイ:昔住んでいたのが京都で、伏見稲荷に魅了されたのが始まりです。毎週1Pでいいから4コマ漫画を描こうと思い、何が好きかと思い返したら神社関係が浮かんだのでそこからですね。

吉田:そう言えば以前、漫画家さん達との飲み会でお会いした時に原稿を見せてもらいましたよね。

ユウキレイ: 懐かしい……ありましたね(笑)あの時からTwitterで「たまもちゃん」の連載をしていました。

吉田:それからどのようにして商業誌で連載する流れになったのでしょうか?

ユウキレイ:2016年初頭からTwitter版が始まって、その2か月後にはニコニコ静画版がランキング1位になって各社からオファーがやってきて……。

吉田ひっぱりだこ!

ユウキレイ:オファーのメールの量がすごかったですね。当時からTwitter発信の漫画が多かったので各社の青田刈りもあったと思いますが。で、一番タイミングが合った月刊ComicREXで掲載となりました。


ユウキレイ:時を同じくして吉田さんも各漫画に……僕もいつの間にか吉田さんを描いてたんですよね……。

吉田:「惰性67パーセント(集英社)」の紙魚丸さんから始まって、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」の川崎直孝さん、そしてユウキレイさんと続いてくれたのを覚えています。

ユウキレイ不審者になったり逮捕されたりロボットになったり……。

吉田(笑)

キャラクターはほぼ実在の人物がモデル!?


吉田:たまもちゃんやおさきちゃんなど、本作には可愛いキャラクターが多数登場するのが特徴だと思うのですが、キャラクター作りにおいてどのような事を意識していますか?

ユウキレイ「キャラクターは脇がたてる」と、大御所の先生が以前仰っていたので、尖ったキャラや可愛いキャラを出すなら脇役が盛り上げるようにはしています。なかなか難しいですが、なるべく脇役を出そうとがんばって描いていますね。


吉田:「たまもちゃん」にも教師陣、男子・女子生徒ともに良いキャラが揃ってますもんね。男子生徒が集まってしょうもない事を喋っているシーンが好きです。

ユウキレイ:はじめは吉田さんも生徒役で考えていました……が、いつの間にか先生役に(笑)

吉田:そもそもなぜ僕が登場するようになったのでしょうか?

ユウキレイ:いつの間にか、そこに吉田先生が……気が付いたら……。

吉田描いた本人も描かれた本人も、なぜ登場したのかわからないと……。


ユウキレイ:そもそも作中に出てくるキャラクターのほとんどが実名で実在します(笑)

吉田:アダルトアニメ監督のみうらさぶろう氏らしき人も担任教師として登場してましたね。

ユウキレイ実在する人が漫画の中で演技してくれるので描きやすいんです。

吉田:もしかして単行本巻末に記載されたスペシャルサンクスは、キャラクターのモデルになった人達なんでしょうか?

ユウキレイ:ほぼそうです(笑)1コマだけ登場するモブも知り合いだったりします。

吉田:ストーリーを考えている時「これがないと無理!」というような飲み物や道具、または習慣などはありますか?

ユウキレイ:神社関係の調べものが多かったので実際に行って写真を撮ってみたり本を探してみたりしていますね。飲み物は、締め切り前だとリポビタンDを愛用しています。エナジードリンクを飲んでいた時期もあったのですが、飲み過ぎて嫁さんに止められました。

吉田:やはり締め切り前となると疲労回復・栄養補給が必須になるのですね……!

各4コマには、神社や神道に関する豆知識が掲載されていますが、作品を描くにあたって具体的にどのような取材などを行っているのでしょうか?

ユウキレイ:神主の資格を持つ漫画家さんにアドバイスいただいたり、神社本庁の資料などを参考にして漫画を描いています。あと民俗学の本とか伝承の本もできるだけ読んで資料にしていますね。本編には出てこないけど裏の設定では伝承に沿っています。

吉田裏の設定……!知りたい……!

次の質問ですが、ユウキレイさんが影響を受けた漫画家はいますか?

ユウキレイ:高橋留美子先生・吉崎観音先生・あずまきよひこ先生・石黒正数先生に影響を受けています。

吉田輝和×ユウキレイのゲーム雑談!



吉田:そういえば月刊ComicREX掲載時の煽り文句に『デスクリムゾン』のパロディネタがありましたね。あれは担当編集者のマツザキさんが考えたものですか?

ユウキレイ:コンバット越前でしたか。煽り文句は雑誌の発行まで僕も知らないのでマツザキさんのセンスですね……(笑)雑誌見て「なんでコンバット越前が急に……」って驚きました。

マツザキ:個人的にネタっぽいものは好きなのでパロディとかは織り交ぜていますが、伝わらないと意味不明になってしまうので難しいところではあります。

吉田:なるほど、担当のマツザキさんのセンスだったんですか。ここのシーン、VRデバイスを装着してドラゴンを見てあたふたするたまもちゃんが可愛かったです。

ユウキレイ:ちなみに、ここのシーンでドラゴンが話している言葉、実は、某オープンワールドRPGの竜語で書いているので、お好きな方は調べてください。

吉田:根っからのゲーマーなんですね。昔からゲームは遊ぶ方だったんですか?

ユウキレイ:5歳の頃に親父がファミコンを買ってきてそこからですね。初めて遊んだのは、激ムズゲーとして名高い『トランスフォーマー コンボイの謎』でした。

吉田「何が謎だったのかわからない」とゲーマーからネタにされているゲームでしたね(一応謎は明かされていますが!)。そういえば、今ハマっているゲームはありますか?


ユウキレイ:屋内戦に特化したタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』と、ニンジャなら無料でお馴染みのTPS『Warframe』ですね。気が付いたらずっと遊んでいる危ないゲーム達です……。

吉田:普段は据え置き機メインで遊んでいるんですか?

ユウキレイ:ずっと据え置き機メインですね。でもゲーミングPCがあったら、囚人が島から脱出する今話題の『SCUM』ってサバイバルゲームがやりたいです……!そうそう、今期待している新作ゲームについて話そうと思って調べてたんですけど、多すぎるんですよ。

吉田:年末から大作ラッシュですもんね。

ユウキレイ:古代ギリシャを舞台にしたアクションアドベンチャー『アサシン クリード オデッセイ』、西部劇オープンワールド『レッド・デッド・リデンプション2』、ポストアポカリプスオンラインRPG『Fallout 76』、第二次世界大戦を舞台にしたFPS『バトルフィールドV』、SFアクションRPG『Anthem』、荒廃したワシントンD.C.を舞台にしたマルチプレイオンラインRPG『ディビジョン2』、蒙古襲来を題材としたオープンワールドアクション『Ghost of Tsushima』、近未来オープンワールドRPG『サイバーパンク2077』、小島秀夫監督の最新作『デス・ストランディング』と……キリがない!

それに『レインボーシックス シージ』は新シーズンくるし、『Warframe』はアップデートが実施されるしで、時間と小遣いは足りるのでしょうか……。


吉田:これらのゲームを全部追っていくと、ユウキレイさんとゲーム内で出会える可能性があるのですね……!『レッド・デッド・リデンプション2』は僕も楽しみです。前作のプレイ日記は個人ブログで書いていました。

ユウキレイ:今作も前作同様にオンラインマルチプレイがあるみたいですし、一緒にオンラインプレイやりましょうか!

吉田:そうですね。一緒に荒野へと行きましょう!

そういえば、Twitterでは「#自分をつくりあげたゲーム4選」というハッシュタグが流行っていましたが、ユウキレイさんならどんなゲームをあげますか?

ユウキレイ:王道ですが、『ドラゴンクエスト(3~5)』、『ファイナルファンタジー(3~11)』、『メタルギアソリッド』、『女神転生』シリーズでしょうか。好きでずっとプレイしていました。ゲームには本当に影響を受けたので4つだけでは足りないですね。

吉田:RPGがお好きなんですか。僕ら30代は、スクエニRPG黄金期の直近世代ですからね。


ユウキレイ:その中で一番衝撃を受けたのは、シリーズ初のMMORPG『ファイナルファンタジーXI(以下:『FF11』)』かもしれません。サービス開始当時は、すでに『Ultima Online』などの海外産MMORPGがありましたが、僕がオンラインゲームをプレイしたのは『FF11』が初めてでした。

吉田:PlayStation 2でリリースされた『FF11』によって、MMORPGというジャンルがぐっと身近になりましたもんね。

ユウキレイ:他のプレイヤーと出会ってコミュニケーションを取ったりと、ゲームの遊び方の幅が一気に増えましたね。それにフィールドが広大でその景色を眺めるだけでウットリしました。フィールド曲を聴くだけでも楽しいですし。あと、ひたすら釣りをしていた記憶があります。

最後に、吉田先生の恋の行方について……



吉田:それでは、漫画の話に戻って……ずばり、てんこさんと吉田輝和先生の恋は実るのでしょうか?

ユウキレイこの質問、あかんやつや(爆笑)ノーコメントで!

吉田:さて、これで最後になりますが、これまで漫画を読んでいるファンや当サイトの読者に向けてメッセージをお願いします!

ユウキレイ:これからも吉田先生ともども「たまもちゃん」の応援よろしくお願いします!月刊ComicREXにアンケートハガキを送って頂けると作者も担当も喜びます!もしかしたら吉田先生の恋が実るかも……!?

吉田:ちなみに僕は、月刊ComicREXのアンケートを出して読者プレゼントが当たった事があるので、ぜひアンケートを出しましょう!

マツザキ:毎月、読者プレゼントの調達と「たまもちゃん」の担当を頑張っております。単行本も第二巻まで絶賛発売中ですので、どうぞよろしくお願いいたします!

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《Game*Spark》
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