まず最初に登場するのは三浦春馬が演じる真選組の参謀・伊東鴨太郎だ。伊東は参謀として政治面で活躍する一方、剣の腕も一流という才人。入隊から一年で参謀に出世し、真選組に新たな変革をもたらそうと画策している。
映像ではそんな伊東のメガネの奥底で野望を光らせる名場面と、スリリングな剣術アクションが炸裂する貴重なシーンのメイキングを楽しめる。
続いて映し出されるのは、窪田正孝が演じる鬼兵隊の河上万斉。サングラスにロングコート、背中には三味線と独特なスタイルの万斉は、表の顔は音楽プロデューサーだが、裏では「人斬り万斉」と恐れられている。
三味線には刀が仕込まれており、弦が相手の自由を奪う武器になる万斉のアクションは実にユニーク。クライマックスには伝説の侍・白夜叉の異名を持つ銀時と対峙し、激しく火花を散らすことになる。
ラストは堂本剛演じる高杉晋助。彼は鬼兵隊の中で最も危険な男と称されており、銀時とは同じ師の元で学んだ幼馴染にして、攘夷戦争時代の盟友である。
メイキングでは堂本の圧倒的な存在感はもちろん、撮影の合間に窪田と談笑する姿もあり、こちらも必見の内容となった。
三人が『銀魂』史上最も熱い「真選組動乱篇」と、最も笑える「将軍接待篇」でどんな活躍を見せるのか。名演に要注目だ。
『銀魂2 掟は破るためにこそある』は8月17日に全国公開。初日は平日にも関わらず、興行収入は約2.8億円の好スタート。週末興行ランキング初登場1位を記録した。
(C)空知英秋／集英社 (C)2018 映画「銀魂2」
