■峰不二子ならぬミニ不二子!?
――今似ているようで似ていない、という話が出ましたが、皆さんはルパン、次元、五エ門、銭形、不二子の中で似ているところがあるキャラクターはいますか?
津田
自分だとなかなか難しいところですが、水瀬さんは不二子ちゃんだと思いますね。
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島﨑
あぁ~!すごくよく分かります!
水瀬
いやいやいや……そんなことはありませんよ。
――不二子ちゃん的な魅力があるってことでしょうか。
水瀬
そんなそんな……沢城(みゆき)さんがリアル不二子ちゃんなので。私は、あの、ミニ不二子で……。
全員
み、ミニ(峰)不二子……!(爆笑)
津田
面白い!キャッチコピーにされちゃうよ(笑)。
――(笑)。ちなみにルパン側と銭形側、所属するならどちらがいいですか?島﨑さんは、演じられる八咫烏が銭型の部下なので、言い辛いかもしれませんが……。
島﨑
でも、銭形は仕事ですから……命の危険を考えないなら、ルパンが楽しそう!
水瀬
ですよね~、自由な感じがいいです。
津田
世界中行ってるし、料理も色々食べてるし……あと、お金もいっぱい持ってるし(笑)。
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――お金なんですね(笑)。
津田
まぁ最後に不二子ちゃんに全部取られちゃうんだけどね(笑)。でもそういうのを含めて、ルパンの仲間は楽しそうです。
――命の危険がなければ、みなさんルパン側に入ってみたいということで。
水瀬
あと、変装もしてみたいです。声も変わるし、楽しそう。
――変装するなら、どういう人物に変装したいですか?
水瀬
私はすごいイケメンになりたいですね。性別を変えて……思わせぶりたい。
(一同笑)
――おっと、やはり不二子的な考えが……(笑)。
津田
やっぱり……(笑)
水瀬
今の自分では自信がないので、誰でもないイケメンに変装したいですね。どこか街に出て、法を犯さない程度のナンパをしたいです。
島﨑
す、すごい……女心も分かってますもんね。
水瀬
はい! 女子が言われて嬉しい事を言ってあげたいです。宝塚歌劇団の男役的な、カッコよさを出したいです。
島﨑
じゃあ津田さん、俺たちは美女になりますか?
津田
まぁ、それしかないね(笑)。
島﨑
俺達ふたりで美女になって、男心を手玉にとりましょう!
津田
馬鹿な男どもを、ふりまわしますか!
■ひと言では表せないルパンたちのかっこよさ
――みなさんの野望が垣間見えたところで、最後の質問です。見ている世代を超えてカッコいいと思わせる、ルパンや次元たちの魅力はなんだと思いますか?
水瀬
私は次元や五エ門たちと信頼し合っている感じがすごくカッコいいと思うんですよね。普段はあんなに喋ってるのに、大事な時ほど口数がない。
人って、焦る時ほど饒舌になったり、「どうしようどうしよう!」と慌ててしまうものですけど、ルパンたちはそんな時ほど自分がなすべきことを分かってる。そのシンクロした感じって、よっぽど信頼してないとできないと思うんです。
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――カッコいいところも含め、ああいう仲間がいたらいいなって思いますよね。
水瀬
はい、適度な距離感というか、ベタベタする仲の良さが全てではないっていうのが、すごく大人だなって。
島﨑
あと自然体ですよね。能力、肉体、精神的にも、なかなかあんな風には生きられない。人間臭さがあって完璧じゃない、その“じゃない”があるからどこかリアリティがある。自分に正直で、自分に偽ってない。夢やロマンを感じさせてくれるところが、カッコよくて魅力的ですね。
――見た目とかだけではなく、そうしたロマンを感じるところがカッコいいと。
津田
カッコいいですよ。やっぱり、銭形含めての4人。自分が女性だったら誰でも惚れちゃいます。
――その惚れてしまうほどのカッコよさとは何でしょうか?
津田
彼らは独立企業みたいなものなんですよね。ひとりひとりの能力が高いから、基本単独行動でも大丈夫じゃないですか。でもだからこそ全員が集まると、とんでもないことができてしまう。
そこが彼らのかっこよさはハードボイルドなところだと思います。追い込まれて、緊張して、すごく我慢をしている部分もあると思うんですけど、それを表に出さず遊ぶ。
――積み重ねたものがあるからこその余裕、といったところでしょうか。
津田
不二子ちゃんにはちょっと当てはまんないんですけど(笑)。
――引き続き放送を楽しみにしています。ありがとうございました!