「ピングー」13年ぶりに新作が登場 制作はポリゴン・ピクチュアズ | アニメ!アニメ!

「ピングー」13年ぶりに新作が登場 制作はポリゴン・ピクチュアズ

1986年にスイスで生まれたキャラクター『ピングー』の新作TVアニメシリーズの制作が決定した。タイトルは『ピングー in ザ・シティ』となり、10月7日よりNHK Eテレにて放送がスタートする。

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(C)2017 The Pygos Group / (C)MATTEL, NHK, NEP, PPI
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1986年にスイスで生まれたキャラクター『ピングー』の新作TVアニメシリーズの制作が決定した。タイトルは『ピングー in ザ・シティ』となり、10月7日よりNHK Eテレにて放送がスタートする。新作はCGアニメーションに生まれ変わり、アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズが行う。

『ピングー』は南極に住むペンギンの子供・ピングーと仲間たちの日常をコミカルに描いたショートアニメ。スイスの映像作家であるオットマー・グットマンが1986年にパイロットフィルムを発表し、ベルリン映画祭で上映されると大きな反響を集めた。
1990年からはスイスでTVアニメシリーズの放送がスタート。日本やイギリスなど世界155以上の国と地域でオンエアされ、子供から大人まで幅広いファンを得た。これまでに約5分間のエピソードが156本、25分のスペシャルが1本制作されている。

『ピングー in ザ・シティ』は2004年以来、13年ぶりとなる新作である。これまでのシリーズはクレイの人形をコマ撮りするストップモーション・アニメだったが、新作ではオリジナルの風合いを活かしたCGアニメーションに生まれ変わる。物語の舞台も白い氷の村からカラフルな都会の街に移り、ピングーがシェフ、サッカー選手、フローリストなど、子供たちの憧れの仕事にチャレンジする。
監督には『ペコラ』を手がけたイラストレーター・キャラクターデザイナーのイワタナオミを起用した。脚本はうえのきみこ、田辺茂範、音楽はKen Arai、アニメーション制作は『BLAME!』のポリゴン・ピクチュアズが担当。1話7分、1シリーズ26話で、全2シリーズ52話の放送を予定している。

ソニー・クリエイティブプロダクツ(SCP)は権利元のマテル社とマスターライセンス契約を結び、日本国内での商品化、企業キャンペーン、イベントなどを手がけてきた。新作のスタートに合わせて様々な展開を予定している。
10月1日発売の幼児誌「めばえ」11号からは連載がスタート。マテル社との新たな契約により、欧米、中東、アフリカなど、アジア以外のエリアでのビジネスもSCPが窓口となって展開する方針だ。

『ピングー in ザ・シティ』
NHK Eテレ 2017年10月7日 放送開始予定
本放送:毎週土曜9時20分~9時27分 再放送:毎週土曜17時25分~17時32分

[スタッフ]
原作:オットマー・グットマン
脚本:うえのきみこ、田辺茂範
監督:イワタナオミ
音楽:Ken Arai
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ

(C)2017 The Pygos Group / (C)MATTEL, NHK, NEP, PPI
《高橋克則》
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