【インタビュー】悠木碧が語る「まどかマギカ」シリーズの想い出と今後の展開とは 2ページ目 | アニメ!アニメ!

【インタビュー】悠木碧が語る「まどかマギカ」シリーズの想い出と今後の展開とは

『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズの主人公”鹿目まどか”役を務める悠木碧さんにインタビューを実施。これまでの想い出とともに『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズに対する“想い”と“今後”に対する期待を訊いた。

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―――コメント機能の話があがりましたが、『新編』を見るにあたって、盛り上がってほしいシーンなどありますか。

悠木さん
たぶん冒頭や序盤は「はじまったー!」「パチパチパチ」というコメントがたくさんついて盛り上がると思うのですが、後半以降は恐らく誰もコメントをしなくなるだろうな、と(笑)。

前半で見せてもらった希望を、後半では絶望に変えて…というのをみんなで体感してもらう感じになるかと。劇場版なので、映画館で「みんなで観る」というものは既に経験されている方も多いと思うのですが、「みんなで感想を言いながら観る」というのは今まで無かったと思います。

この作品はとても哲学的な部分が多いので、例えばキャラクターごとの正義だったり、そのシーンの理不尽さだったり、でもそれが「この世の理」だよね、みたいな人間の矛盾が垣間見える作品なので。それについて議論できる場になると思うので、語らってもらいたいな、と。

いろんな人のいろんな考え方に触れてもらいたいです。いろいろな形で正義がでてくるので、意見交換をぜひ活発に行ってほしいです。他の人の考え方や考察に触れることでまた違った作品に見えてくると思います。

―――今回スマートフォンゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」もAnimeJapan 2017にブース出展していますが、プレイはなされていますか?また収録は進んでいますか。

悠木さん
ゲームプレイはまだですが、いろいろなシーンを見せていただいています。システムボイスが中心ですが、収録も順調に進んでいます。今回、キャラクター原案の蒼樹うめ先生がデザインされたキャラクターだけで10キャラクター以上いるとのことですごく楽しみですね。

―――『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」に期待している部分はどういったところでしょう?

悠木さん
ifの世界というのと、新しいキャラクターがたくさん登場するという点が気になっています。「まどか」自体もお友達をすごく大切にするキャラクターなので、たくさんのキャラクターが登場して、一緒に戦うお友達が増えるのかなぁ、といった部分が楽しみです。ぜひともみなさんのスマートフォンの中で「まどか」の友達を増やしていってほしいなぁと。「まどか」も友達が増えていくと幸せだと思います。

ただ、この作品も一筋縄ではいかないんじゃないかなと…希望を叶えた分、絶望を支払わないといけないので(笑)。何が起こるかいまからハラハラしています。

―――ゲームの情報はあまり出ていないので、ストーリーであったり、ゲーム性なども気になります。

悠木さん
そうですね。Anime Japan 2017のブースでも発表されていましたが、新しい魔法少女を仲間にすると新しい変身バンクを見ることができるみたいです。そのシーンもシャフトさんが手がけているとのことで、アニメから入ったファンの方はもちろんのこと、ゲームから本作に触れるファンの方も納得できる変身バンクになっていると思います。元の『まどかマギカ』シリーズをうまくアレンジしているゲームになるので、ぜひとも事前登録もよろしくお願いします。

―――テレビアニメ、劇場版、ゲームなどいろいろな展開をしている『まどかマギカ』シリーズですが、今後期待するところはどのあたりになりますでしょうか。続編などはやはり気になりますか?

悠木さん:続編については、私に限らず多くの方が期待をしていると思います。あとは、絶対に無いと思うので申し上げますが、朝帯の時間で『まどかマギカ』シリーズを放映してもらいたいです。

大人が見ると「このあと絶対やばいシーンがくる…」など先入観を持って見てしまうと思うのですが、小さなお子様向けに超ハッピーな内容の『まどか☆マギカ』も見てみたいです。さらにそのあとに、深夜帯ですっごくしんどいストーリーの『まどか☆マギカ』をやってほしいです(笑)。

朝帯で「みんなで愛と友情と勇気で魔女を倒す!」内容を子供向けに放映して、それを見ている大人がハラハラする…、といった状況も見てみたいですね。

―――初めて3話のあのシーンを見た時にどういった感想を持たれましたか?

悠木さん
実は、オーディションの際に全体のストーリーの流れを聞いていたのですが、3話までに視聴者の方に悟られないように演じて、3話から「いよいよスイッチが入ったぞ。ここから本番だよ」といった感覚でした。

―――新編では「巴 マミ」(以下:マミ)さんも大活躍しているようで。

悠木さん
「マミ」さんと「ほむら」ちゃんの銃撃戦のシーンは注目してみてほしいですね。あのシーンは、あのふたりだからこそ描けるシーンでありますし、音響部分もすごく良くて、BGMが静かになって二人の息遣いだけ聞こえる…といったように、静かなんだけど、すごくエンターテインメントとして確立されたシーンになっていると思います。はじめて見る方もそうですが、改めて見ても楽しめるシーンになっていると思います。

―――2011年のテレビアニメシリーズから6年経過していることもあって、まだ本作を見たこと無いユーザーもいるかと思います。そういった方々に本作の良さをどう伝えますか。


悠木さん
いままで様々な作品で「魔法少女」というものが描かれてきたと思いますが、そのイメージを覆す設定・物語展開を行ったのは『まどかマギカ』シリーズが初めてだと思います。ぜひ、まずは『まどかマギカ』シリーズに触れてみていただきたいです。

また、ちゃんと哲学できるストーリーなので、いまから見返しても色褪せない作品になっていると思います。「散々人から聞いたよ!」といった方も多いと思いますが、実際に自分の目で見てみると全然違う作品になると思うので、「百聞は一見に如かず」ということでぜひ見てみてください。いまからテレビアニメシリーズを見返す時間が無い方や「いまさら『まどかマギカ』見てない」と言えない方などは、今回を機会に見て頂ければ「俺も『まどかマギカ』知ってるんだぜ」と語れるようになると思うので、ぜひ。
《森元行》
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