ゲームや映像媒体で展開する『レゴ バットマン』の歴史は古く、2006年にPS2/PS3/Xbox 360/PC/NDSで発売されたTT Games開発の『レゴ バットマン THE VIDEO GAME』がその発端となっている(レゴ+キャラクターものの展開としては、2005年発売の『レゴ スター・ウォーズ THE VIDEO GAME』がシリーズ初作品)。レゴを題材とした初期のゲームでは、登場人物に音声はなくすべての意思疎通をジェスチャーとして表現していたが、2012年発売の続編となる『LEGO Batman 2: DC Super Heroes』(日本未発売)で初めて音声が付くことになり、以後のシリーズ作品では2015年発売のシリーズ3作品目『LEGO バットマン3 ザ・ゲーム ゴッサムから宇宙へ』も含めセリフを収録している。
映像では、1987年にBBCで放送された『Edward and Friends』がストップモーションとLEGOを用いて表現された初の映像化作品となっており、2001年の『Jack Stone』を皮切りに様々なTVシリーズやVOD作品を展開している。近年では2011年に『スター・ウォーズ』を題材とした『レゴ スター・ウォーズ パダワン・メナス』や、2014年には『LEGOバットマン:ザ・ムービー <ヒーロー大集合>』と、映画『LEGOムービー』などが展開された。また2017年秋にはTVアニメとして放送された『レゴ ニンジャゴー』の劇場版となる『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』の公開も予定されているので、劇場アニメ映画作品としての盛り上がりにも期待したいところだ。