アニメーション作家・坂本サクがたった一人で製作する劇場アニメ映画『アラーニェの虫籠』の制作がスタートした。2017年秋の完成を予定しており、2018年に全国順次ロードショーされる。『アラーニェの虫籠』は坂本サクが監督・原作・脚本・アニメーション・音楽を手がける劇場アニメである。総尺60分以上の商業長編アニメを一人で手がけるのは過去にほとんど例がなく、現在制作中ながら早くも注目が集まっている。本作の舞台となるのは心霊スポットとして有名な巨大集合住宅。そこに引っ越してきた18歳の女子大生・りんはふとしたきっかけで怪異に見舞われてしまう。建物に隠された真実とは一体何なのだろうか。坂本サクは2002年よりフリーランスのアニメ作家として活動中。NHK「みんなのうた」をはじめ、様々な作品で監督を務めてきた。『アラーニェの虫籠』ではホラーを軸に、ミステリーやファンタジー、バイオレンスなど、あらゆるエッセンスと技法を注ぎ込み、独特の世界観を紡ぎ出していく。声優は謎の少女・奈澄葉役に「すイエんサー」のMCや『動物戦隊ジュウオウジャー』で活躍する14歳の白本彩奈を起用。民俗学研究者・時世役に伊藤陽佑、呪術師・斉恩役に片山福十郎、暗躍する青年・未可耶役にバトリ勝悟が選ばれた。ヒロイン・りんは現在選考中で、キャスティングにも期待が膨らんでいく。製作・プロデュース・監修は映画監督・作家の福谷修が担当。アニメ制作以外の実務を手がける。3月11日には上映イベント「怪異アニメーションの夢幻宇宙~恐怖を魅せるクリエイターたち~」がエムズ・カンティーナにて行われる。プログラムには『アラーニェの虫籠』の予告編も含まれており、最新映像を楽しめる。坂本サクと福谷修は10日開催のプレ上映会と、11日開催の本イベントに登壇し、トークを披露する予定だ。『アラーニェの虫籠』2018年全国順次ロードショー予定「怪異アニメーションの夢幻宇宙~恐怖を魅せるクリエイターたち」開催:3月11日(3月10日はプレ上映会を予定)時間:開場18:30 開演19:00~22:30(予定)入場料:予約・当日2500円(1ドリンク代別)会場:エムズ・カンティーナ(c)Saku Sakamoto / Zelicofilm
アカデミー賞長編アニメーション賞、ラトビア発アニメ映画「Flow」が受賞!ハリウッドメジャー大作を抑えてオスカーに 2025.3.3 Mon 13:06 ラトビアの新鋭ギンツ・ジルバロディス監督の最新作となるアニ…