愛媛県松山市が映像制作会社のロボットと共同製作したオリジナルアニメ『マッツとヤンマとモブリさん-七つの秘宝と空飛ぶお城-』が公開された。本作は松山市からのアニメ発信を目指している。松山市出身のタレント・友近さんが声優とアニメキャラクターとして登場、愛媛県出身の人気声優・アーティストンの水樹奈々さんが主要キャラクターのモブリ役の声を務める。さらにマッツ役に渡辺美佐さん、ヤンマ役に河内麻友子さん、悪役A役に石住昭彦さん、悪役B役に玉置祐也さんと人気の声優が並ぶ。いずれも松山市出身や愛媛県に縁のある声優が参加している。10月2日には、東京・銀座の音響ハウスにて完成披露記者発表会も行われた。松山市長の野志克仁さんと友近さんが登場した。友近さんは「坊ちゃんとマドンナ」に扮して、会見を盛り上げた。また公開アテレコ、「いい、加減。まつやま」の応援団長任命式なども実施した。本作にかける期待の大きさも感じさせた。『マッツとヤンマとモブリさん-七つの秘宝と空飛ぶお城-』は、松山市の魅力を全国に発信するPRを目指している。道後温泉や松山城など市内の名所を舞台に繰り広げられる冒険活劇となっている。メインストーリーが約9分30秒、サブストーリーヴァージョンが約2分で5本、ダイジェスト15秒が制作されている。作品の見どころについて野志市長は「主人公の二人の少年が、今のままの『いい、加減。』な松山が大切だと感じて、手にした宝玉を放つシーンですね。友近さんの台詞の『いい、加減が大事なんよ』という言葉を思い出すところが、何よりもいいですね」と、松山市=「いい、加減。」な街であることをアピールした。作中では野志市長も声優として参加している。また、愛媛県出身のご当地アイドル「ひめキュンフルーツ缶」もキャラクターとして登場する。アニメーションを制作したロボットは、『海猿』や『ALWAYS 三丁目の夕日』などの映画制作などで知られている。またアカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した加藤久仁生監督の『つみきのいえ』でも話題となった。本作の監督である坂本サクさんは、最近ではNHKのみんなのうた2013年12月・2014年1月の新曲「七つの海」のアニメーション制作などで活躍している。[真狩祐志]『マッツとヤンマとモブリさん-七つの秘宝と空飛ぶお城-』/http://www.dandanmatsuyama.jp/
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