SF小説「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」累計4万部突破 日本統治下のアメリカを描く | アニメ!アニメ!

SF小説「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」累計4万部突破 日本統治下のアメリカを描く

10月21日、SF小説『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』がハヤカワ文庫SFと新☆ハヤカワ・SF・シリーズにて刊行された。発売3日間で重版が決定し、累計発行部数は計4万部を記録する好調ぶりを見せている。

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10月21日、SF小説『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』がハヤカワ文庫SFと新☆ハヤカワ・SF・シリーズにて刊行された。発売3日間で重版が決定し、累計発行部数は計4万部を記録する好調ぶりを見せている。

『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』はサンフランシスコ在住の韓国系アメリカ人作家 ピーター・トライアスが手がけたSF小説である。枢軸国が第二次世界大戦に勝利した歴史改変もので、アメリカ西海岸は日本合衆国として支配されている。
表紙には日本が開発した巨大ロボット兵器・メカが重厚なタッチで描かれ、刊行前からネットを中心に話題を集めていた。10月21日に刊行され、ハヤカワ文庫SFと新☆ハヤカワ・SF・シリーズの累計発行部数は40500部を記録。発売3日目にして早くも重版が決まった。

本作はアメリカ西海岸が日本の統治下に置かれてから40年後が舞台。検閲局に勤める帝国陸軍の石村大尉は、特別高等警察の槻野課員の訪問を受け、軍事ゲーム開発者である六浦賀将軍の消息を追っていると知らされる。六浦賀はアメリカが勝利を収めた世界を描いたゲーム「USA」をひそかに開発し、アメリカ人抵抗組織に協力しているらしい……。
第二次大戦で日本がアメリカに勝利したという設定や、その世界で改変歴史をテーマにしたフィクションが存在している点などが、フィリップ・K・ディックの名作『高い城の男』を彷彿とさせる。早川書房は「間違いなく今年1番の海外SF話題作である」と太鼓判を押しており、今後も売上を伸ばしていくことになりそうだ。価格は上下巻のハヤカワ文庫SF版が各700円、カラー口絵が付いた新☆ハヤカワ・SF・シリーズ版が2000円となっている。

『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』
著訳者: ピーター・トライアス / 中原尚哉
イラスト: John Liberto
《高橋克則》
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