「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」日本版ミュージッククリップ公開 歌唱はEGO-WRAPPIN'の中納良恵
映画『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』のミュージッククリップが完成した。EGO-WRAPPIN'のヴォーカリスト・中納良恵が歌う日本版テーマソングが使用されている。
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本作のテーマソング「song of the sea」は本国アイルランドでは女性シンガーのリサ・ハニガンが歌唱を担当。フランス版ではノルウェン・ルロワ、チェコ版ではマルケタ・イルグロヴァなど、それぞれの公開国で歌姫たちが起用され、主題歌を披露している。日本版ではバンド・EGO-WRAPPIN'の中納良恵を起用。中納は自らテーマソングを意訳し、本作の世界観を表現した。
PVではアイルランドの神話的な風景や湿った空気感を描いたシーンと、中納の深く包むような歌声が見事にマッチしている。2分30秒の短い時間で幻想的な世界を印象付ける仕上がりとなった。日本版テーマソングを聴いたトム・ムーア監督が「Lovely!」と太鼓判を押した歌声に要注目である。
『ソング・オブ・ザ・シー海のうた』は幼い兄妹が不思議な歌に導かれて大冒険を繰り出す物語だ。吹替キャストには豪華俳優陣を起用しており、妹を救うべく奮闘する兄のベンは『マイマイ新子と千年の魔法』の本上まなみ、父親のコナーは『バケモノの子』のリリー・フランキーが担当。母親のブロナー役は各国のシンガーが務めていることから、日本版では中納が声優に初挑戦している。
制作はアイルランドのカートゥーン・サルーンが担当。ときにポスト・スタジオジブリと称される2Dスタイルのアニメーションが特徴的で、日本のファンからも親しみを持って受け入れられるだろう。
[高橋克則]
『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』
8月20日より恵比寿ガーデンシネマ、8月より大阪シネ・リーブル梅田ほか、全国順次公開
(c) Cartoon Saloon, Melusine Productions, The Big Farm, Superprod, Norlum