7月1日、東京スカイツリー内にあるプラネタリウム「天空」でアニメ『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』の舞台挨拶が行われた。イベントでは津田尚克監督、ほしのゆめみ役のすずきけいこ、屑屋役の小野大輔の3名が登壇。“プラネタリウム”という作品にとって特別な場所でトークを繰り広げた。『planetarian』は、『AIR』や『CLANNAD』を手掛けたKeyの同題ゲームが原作。2004年の発売から12年目にしてファン待望のアニメ化となる。アニメは7月7日より全5話でネット配信がスタート、その後9月3日より劇場上映を迎える。今回のイベントでは、21時スタートという遅い時間ながらも会場は満員となった。3人が登場し、挨拶では、すずきの「カレーライスでーす!」という突然のフリに続き、小野も「ラーメンセットー!」と、自身の出演した『AIR』にちなんだ台詞が飛び出し、ファンも盛り上がった。メインキャストである2人は、本作以外にもKey作品に出演しており関わりが深い。原作ゲームから出演しているすずきは、「あの頃スカイツリーはなかった」と振り返り、プラネタリウムで舞台挨拶を行っていることに感慨深げ。監督は当時業界に入ったばかりで、こうして12年経って自身の大好きなKey作品の監督をしていることに「夢にも思わなかった」と口にした。本作は『ジョジョの奇妙な冒険』も手がけたdavid productionが制作している。その『ジョジョ』を手がけた監督と、出演していた小野は同い年だと判明。小野は「運命的なものを感じる」として「星繋がりだし…」と口にすると、監督も「『planetarian』は何か持ってる」と返答。「目に見えない力が働いている」と、今回の時期や作品、キャストのめぐりあわせについて話していた。さらに監督は、Key作品に対し、「音楽が突き刺さって…」「ストーリーが(心に)居座り続ける」「未だに机の横に並んでいる」と愛を熱く語っていた。また今回ゲームからアニメになったことで、キャストの演じ方も変わったという。アフレコ現場では、演技の指示はガラス越しではなく、ブース内で直接説明があったという。すずきは完成した映像を見て「監督がやりたかったことってこれなんだと思った」とわかったという。このほか作品の魅力がたっぷりと語られた。時代に合わせたロボットの描き方、キャラクターたちの動きや表情、雨の表現、そしてプラネタリウムの星のシーンなど、見どころ満載のようだ。イベントの最後には、小野が「ひとこと言えるのは、俺たちの好きなKeyがここにある。見届けてください」とファンに訴える。監督も来場したファンへ感謝を述べ、舞台挨拶は終了した。アニメ化をきっかけに、コミックマーケットへの出展やグッズの発売、コラボカフェなど展開が広がる『planetarian』。12年という月日を経て、ファンの願いが星に届いたのかもしれない。『planetarian』の配信は7月7日の七夕よりスタート、今後の展開も見守っていきたい。
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