新千歳空港国際アニメーション映画祭が、2016年11月3日から6日までの4日間、北海道札幌市の新千歳空港ターミナルビルのシアター、イベントスペースほかで実施される。空港という異色の会場での本格的な国際アニメーション映画祭と話題を呼んだイベントも今年で3回目を迎える。開催は11月とまだ4ヵ月以上先になるが、すでに開催に向けて準備が進んでいる。映画祭の目玉となるコンペティションの募集が続いており、6月30日には早くも応募を締め切る。第1回、第2回とも質の高い作品が集まったが、2016年もハイレベルなコンペが期待できそうだ。6月24日には、これら作品を審査する国際審査員3名が決定した。ジェイン・ピリングは、英国のアニメーション研究者でBritish Animation Awardsを主宰するなど著名な人物。そしてクリス・サリバンは、『コンシューミング・スピリッツ』で高い評価を受ける米国のアニメーション作家である。日本からもアニメーション作家の水尻自子が参加する。手描きやコマ撮りこだわる映像は柔らかく、なめらか、ほのかなエロティシズムも感じさせる。広島国際アニメーションフェスティバル木下蓮三賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞を受賞、さらにアヌシー国際アニメーションフェスティバに出品と、着実に実績を積み重ねる日本を代表する若手作家だ。さらに映画祭のメインビジュアルも発表された。アニメーション作家、マンガ家、イラストレーターと多彩な活躍を続けるぬQが描いたものだ。映画祭のために生まれたキャラクター「クリオネコ」を主役に、空港をコンセプトにしたポップな絵となっている。背景には空を飛ぶ飛行機、クリオネコが手に引くトランク、映画館に欠かせないポップコーンと新千歳ならではアイコンを盛り込んだ。今後は、映画祭の告知として、様々なシーンでこのビジュアルが活躍しそうだ。第3回新千歳空港国際アニメーション映画祭2016 http://airport-anifes.jp/日程: 2016年11月3日(木・祝)~11月6日(日)会場: 新千歳空港ターミナルビル(シアター、イベントスペースほか)主催: 新千歳空港国際アニメーション映画祭実行委員会
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