4月23日より日本での公開がスタートした映画『ズートピア』が、ついに興行収入70億円突破した。6月23日の時点で、興行収入は7,012,800,000円、さらに動員は5,433,600人を記録。興収ランキングではすでに1位に立っている本作だが、その記録をさらに伸ばしている。6月19日の週末には、『植物図鑑』や『64 ロクヨン』といった話題作が続々と公開されたが、それでも週末興収ランキング1位に輝いている。日本はもちろん世界がもその勢いは本物で、ディズニーのアニメーション作品では『トイ・ストーリー3』『アナと雪の女王』の2本だけだった世界興収10億ドルの壁も突破している状況だ。『ズートピア』は、ディズニーが贈る人間のように暮らす動物たちの“楽園”を舞台にしたファンタジー・アドベンチャー。笑いと感動が詰まったストーリーに加え、1度では観きれないさまざまな隠れネタも見どころ。何度でもリピートしたくなる作品に仕上がっている。ストーリーはもちろん、ユニークなキャラクターたちも人気を支えている。創作マンガや擬人化イラストなど『ズートピア』関連のファンアートが毎日のようにSNSで投稿され、賑わいを見せている。近年のディズニーは『アナと雪の女王』『ベイマックス』と立て続けにヒット作を発表してきたが、『ズートピア』もヒット作の仲間入りを果たした形だ。ヒットの背景には、『ズートピア』が日常で体感する偏見をテーマに描き、人間世界の縮図となっている点が挙げられる。『シュガー・ラッシュ』や『ベイマックス』にも見られた、時代に寄り添ったテーマにチャレンジするディズニーの姿勢が本作でも共感を呼んだ。公開から約2か月が経過した本作だが、勢いが衰える気配は見えない。今後の興行の行方にも注目だ。『ズートピア』(C)2016 Disney. All Rights Reserved./Disney.jp/Zootopia
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