そうしたなか開催3年目に新たに登場したのが、フードパークである。フードパークと言えばブース巡りでお腹をすかせた来場者達の食欲を満たしてくれる場所である。ただし、そこはAnimeJapanである。フードパークにもアニメをいっぱいに盛りこんだ。
フードパークには、アニメとコラボレーションした様々なメニューが販売されていた。いずれもここだけのメニューで、作品の世界観に結びついたアイディアは分かっている観も満載だ。
取り上げられ作品は、『おそ松さん』『銀の匙』『血界戦線』『ご注文はうさぎですか??』『七つの大罪』『WORKING!!!』の6作品。本稿ではフードコートで販売されていたこれらのメニューをレポートしていく。
『おそ松さん』からは、6つ子が描かれたパッケージが可愛いおでんが販売。なかにはこんにゃく、大根、ちくわ、がんも、たまご、昆布という6種類の具が入っている。上にはイラストがプリントされたお麩も付いていた。
おでんといえば、『おそ松さん』の原作『おそ松くん』で、チビ太の必須アイテムとしてお馴染みだ。ただし、ここでは敢えて6つ子をピックアップ。その味はチビ太も納得するに違いない。
酪農をテーマとした作品である『銀の匙』からは「八軒勇吾の特製ピザ」が販売された。こちらもまさにフードのコラボレーションにぴったりの作品だ。
『銀の匙』の舞台が北海道ということもあり、素材も北海道にこだわり溢れる商品となっていた。ゴーダチーズ、ベーコンは北海道産、アスパラも当地のメニューである。ピザを食べながら八軒勇吾の活躍に思いを馳せた人も多いだろう。
『血界戦線』はジャック&ロケッツ特製チーズバーガーを販売。ジャック&ロケッツは本編に登場するヘルサレムズ・ロットにある名物ハンバーガーショップのこと。アニメでは本編第6話の舞台になる。
AnimeJapanでは、ジャック&ロケッツのこのハンバーガーを再現した。挟まれた厚切りチェダーチーズが溶けて見ているだけでもお腹が空いてきそうなこのメニューは、まさに作中そのままだ。ボリュームもあり男性でも満足できるだろう。包装紙の細かい演出まで注意したい。