東京都杉並区阿佐ヶ谷北に構える、手づくりのアニメーションを学べる「アート・アニメーションのちいさな学校」が、3月26日、27日の2日間、2015年度生の修了上映会「ちいさな上映会」を行う。アート・アニメーションの学校では、人形アニメーションコースと平面アニメーションコースが存在し、アニメーション制作の基礎から応用にいたるまで、さまざまなカリキュラムを通してノウハウを学べる。また実際のプロの現場に参加し、仕事を実践的に体験できるのも大きな魅力だ。今回の「ちいさな上映会」は、2015年4月入学・受講の生徒たちの成果発表の場となる。昼の部、夜間平面と、立体コース、久里洋二コースの作品が出展予定だ。上映会開催に合わせてオープンした特設サイトでは、各作品の概要とスクリーンショットも確認できる。杉浦茂の漫画作品をモチーフにしたものや人形劇、独創的なストーリーを描いたものまで多種多彩な作品が揃っていることが窺える。作品の上映時間は長いもので7分、短いものでは数十秒程度にまとまっている。限られた時間の中で、それぞれがテーマをどのように表現しているかにも注目だ。上映会の会場は、学校の地下にあるミニシアター「ユジク阿佐ヶ谷」。タイムテーブルを見ると、AからCまで3種類のプログラムが存在し、上映される時間が分かれている。各回約36分の上映を予定している。上映は各日とも12時から19時となっており、好きな時間帯で鑑賞することが可能だ。また、制作した人形やセット、原画等の展示も予定。制作現場の雰囲気を直に感じ取れる、貴重な機会となるだろう。アート・アニメーションのちいさな学校は現在、2016年度の新入生、および受講生の募集も行っている。この業界に興味のある人は、学校からどんな作品が生まれているのかを確認するためにも足を運んでみるといいだろう。アート・アニメーションのちいさな学校 http://www.laputa-jp.com/school/上映会公式サイト http://www.smallschool.2-d.jp/
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