2011年より文化庁委託事業として実施されてきた「若手アニメーター等人材育成事業」の本年度制作作品である4作品がいよいよ完成した。2016年3月19日に開催される「東京アニメアワードフェスティバル2016」にて特別上映される。本年度より「あにめたまご」としてと新たな通称で呼ばれるようになった本プロジェクトで制作された作品はシグナル・エムディの『カラフル忍者いろまき』、STUDIO4°Cの『UTOPA』、手塚プロダクションの『かっちけねぇ!』、武右ェ門の『風の又三郎』のそれぞれ4作品である。いずれも20数分の短編アニメーションで、それぞれ完結した作品だ。これらの作品が2016年で3回目になる国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2016」で特別上映される。作品の披露と共に制作に参加した若手アニメーターや関係者も舞台挨拶が行われる。この場で育成プロジェクトを通しての体験や感想を知ることが出来る。人材発掘・育成を柱の一つとして掲げる本映画祭に相応しいイベントだ。また、上映会のMCとして声優の津田健次郎と岡本ナミが登壇することも決定した。アニメーターたちが制作したアニメのキャラクターを演じる声優として、そしてアニメ業界に長く携わる先輩として、若手アニメーターたちからどのような思いを引き出すのかこちらもまた大変興味深い。「あにめたまご」は、アニメーターの人材育成プロジェクトとして運営されている。一年間チームを組んで若手のアニメーターが技量の向上を目指す。そのプロジェクトの題材であり、成果が今回発表される作品だ。今年度の特徴は、従来の手描きアニメーションに加えて、デジタル作画(『カラフル忍者いろまき』シグナル・エムディ)、CGアニメーション(『風の又三郎』武右ェ門)が加わっていることだ。幅広いセルタッチのアニメの絵の作り手を対象とした。時代のニーズに合わせたかたちだ。この上映会で出会うアニメーターが日本のアニメ業界を背負って立つトップクリエイターになるのではと期待が膨らむばかりだ。「あにめたまご2016」特別上映会日時:2016年3月19日(土) 13:00会場:《東京アニメアワードフェスティバル2016》TOHOシネマズ日本橋内容:若手アニメーター育成プロジェクトで誕生する4作品のワールドプレミア上映新人アニメーター、関係者によるトーク MC:津田健次郎、岡本ナミ入場方法:150名様無料招待 (あにめたまご公式サイトにて告知応募)(C) シグナル・エムディ/文化庁 あにめたまご2016(C) Beyond C./文化庁 あにめたまご2016(C) 手塚プロダクション/文化庁 あにめたまご2016(C) 武右ェ門/文化庁 あにめたまご2016
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