2015年も残すところあと1ヵ月を切った。米国の映画業界では、2015年を振り返る数々のアワードの発表が始まった。アニメーション関連でも注目の高い米国アカデミー賞が長編アニメーション賞、短編アニメーション賞の選考対象作品を発表、またアニー賞はノミネートを発表した。2015年も数々の傑作アニメーションが登場したが、この賞レースのなかで関心を浴びているのがピクサー・アニメーションスタジオが2年ぶり発表した長編アニメーション『インサイド・ヘッド』である。人間の頭の中の感情たちをキャラクターした挑戦的な設定とストーリーが高い評価を受けたからだ。その『インサイド・ヘッド』が賞レース序盤より快調だ。12月1日に、最初のアワードとして発表となったナショナル・ボード・オブ・レビュー(NBR)賞では、最優秀アニメーション映画賞に輝いた。続く12月2日発表のニューヨーク映画批評家協会賞でも、最優秀アニメーション映画賞を獲得している。ナショナル・ボード・オブ・レビューは全米の映画批評家の団体、ニューヨーク映画批評家協会と併せて、やはり批評家からの評価が高いようだ。さらなる活躍も期待される。今後の目玉となりそうのは、まずアカデミー賞である。こちらのノミネートの発表は2016年1月14日、さらに受賞作の発表は2月28日と少し先になる。すでに選考対象16作品が発表されているが、勿論『インサイド・ヘッド』はこの中に入っている。そしてアニメーションのアカデミー賞として知られるアニー賞がある。こちらも12月1日に各部門のノミネートが発表された。『インサイド・ヘッド』は作品賞、監督賞、脚本賞、音楽賞、キャラクターデザイン賞をはじめ全部で14のノミネートを入りとなった。2015年の作品ではノミネート数ではトップである。2月6日の受賞作品、受賞者の発表と授賞式では、『インサイド・ヘッド』の名前が何度も登場する可能性が大である。
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