―お二人から最終回を迎えた奉仕部の三人にかけてあげたい言葉があれば、教えていただけますか?
早見
個人的には「由比ヶ浜さん、あなたすごいわ」ですね。
東山
(笑)。最初からずーっと、結衣にかけてあげたい言葉は変わらなくて「何があっても私は結衣の味方だよ」です。
早見
結衣は、最終回どんな思いだったのかな。
東山
私、12話まで読んでゆきのんの気持ちがわかってしまったから最終回の台本を読むのがすごく怖かったんです。ゆきのんは結衣の気持ちをわかってるけど、かと言って自分の気持ちすらコントロールできない状態だから。
だから12話までは「ゆきのんのことは守ってあげたい」って私は結衣と同じ気持ちでいました。
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早見
私は初めから一貫して変わらなくて、みんなに「一緒に鍋に行きましょう」と告げたいと思います。
東山
(笑)。
早見
元々は雪乃に言ってたんですけど、なかなか実現しないようなので、三人に向けて(笑)。
東山
ヒッキーには、揺らがないでほしいなと思いつつ、もっといっぱい揺らいでほしい。そういう気持ち全部ひっくるめて「ヒッキーには幸せになってもらいたいな」って伝えたいです。
早見
お母さんですね……。
東山
やだ、なんか泣きそ~(笑)。
―いろいろなお話をありがとうございました。最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。
東山
私は『俺ガイル』という作品がとにかく好きで、ドラマCDを収録していた時から早くみなさんに見ていただきたい思っていました。1期放送後、みなさんの「この作品が好き」という思いが『続』に繋がったと思います。本当にみなさんに感謝しています。
「作品の中に生きるキャラクター」ではありますが、彼らの葛藤や恋心、揺れる気持ちを身近に感じていただけたのなら、それはフィクションではないんじゃないかなと私は思っています。この先の三人の関係性に注目しながら、これからも原作ともども応援よろしくお願いいたします!
ありがとうございました。
早見
ここまで応援していただいてありがとうございます。作品の中でひとつの区切りは付きますが、『俺ガイル』ワールドの人々が、これからどう過ごしていくかというのを、みなさんの心の中でいっぱい想像していただいて、どんどん俺ガイルワールドを肉厚にしていただけるとうれしいなと思います。
またどこかできっと、その俺ガイルワールドが自分の人生に何かをもたらしてくれることもあると思います。これからもぜひ楽しんでください。
よろしくお願いします。
―ありがとうございました。
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