アニメーション分野の研究家の業績を顕彰する日本アニメーション学会賞の2015年の受賞研究が決定、6月13日に横浜国立大学で贈賞式が行われた。受賞となったのはマーク・スタインバーク氏の研究著書『なぜ日本は<メディアミックスする国>なのか』(KADOKAWA)と、自身による原著『ANIME’S MEDIA MIX: Franchising Toys and Characters in Japan』Marc Steinberg( University of Minnesota Press)である。 また特別賞として、大山正氏と鷲見成正氏とその共著『見てわかる視覚心理学』(新曜社)が選ばれた。両氏の研究に加えて、アニメーション研究、学会の創立・発展に対する貢献も受賞理由としている。
■ 日本アニメーション学会賞2015 『なぜ日本は<メディアミックスする国>なのか』 マーク・スタインバーグ著 (2015年/KADOKAWA) 原著『ANIME’S MEDIA MIX: Franchising Toys and Characters in Japan』 Marc Steinberg (2012/ University of Minnesota Press)