日本アニメーション学会は、今年で14回目を迎える大会を6月30日と7月1日の日程で北海道の東海大学札幌キャンパスにて開催する。北海道での大会は初めてとなる。また大会のテーマは「地方発のアニメーション表現・産業は可能か?」と設定された。北海道の地域環境を感じさせるものとなった。大会開催の挨拶でも、こうしたテーマの設定と開催について説明している。北海道は日本のアニメーション、マンガ領域において多くの作家、クリエイターを輩出しているが才能流出の歴史でもあると、そして当地でのアニメーション制作、アニメーション研究は近年はじまったばかりだという。今回はデジタル時代におけるボーダレスで新しいアニメーション表現や産業の在り方、地域振興についての研究が中心となる。また、大会1日目には「地方発のアニメーション表現・産業は可能か?」と題された講演会、シンポジウムも予定する。ミストラルジャパン代表の水由章氏、StudioBACUの松倉大樹さん、ユーフォーテーブルの 野中卓也さんほかが登壇する予定だ。大会の詳細は、日本アニメーション学会のサイトにて確認出来る。日本アニメーション学会は、国内のアニメーション研究活動の活性化、支援、そして海外交流を目的に1998年に設立された。アニメーションの理論や歴史、さらに教育分野、心理研究分野などの広い分野をカバーしている。日本アニメーション学会http://www.jsas.net/index.html
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