アニメ オブ ザ イヤーグランプリに「アナ雪」「ピンポン」 ファン投票では「劇場版 タイバニ」 | アニメ!アニメ!

アニメ オブ ザ イヤーグランプリに「アナ雪」「ピンポン」 ファン投票では「劇場版 タイバニ」

「東京アニメアワードフェスティバル」で発表された「アニメオブザイヤー」の表彰式が3月22日に開催。『アナと雪の女王』『ピンポン THE ANIMATION』がグランプリに輝いた。

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2015年3月19日から3月25日まで、東京・日本橋で開催されていた東京アニメアワードフェスティバルは3月22日に「アニメ オブ ザ イヤー」を発表した。このうち劇場映画部門には米国のディズニー・アニメーションスタジオによる『アナと雪の女王』が、テレビアニメーション部門は湯浅政明監督の『ピンポン THE ANIMATION』がグランプリに輝いた。
「アニメ オブ ザ イヤー」は前年1年間に国内で上映、放送された商業作品を対象に、優秀作品を顕彰するものだ。開催は2014年に続き2回目だが、前身となった東京アニメアワードから含めると13回目である。アニメ関係者総勢100名による投票で選考される。

受賞作発表に先立って劇場映画部門とテレビ部門各4作品がノミネートされていたが、見事『アナと雪の女王』、がグランプリに輝いた。東京アニメアワード時代から含めても海外作品がグランプリになるのは初めてだ。『アナと雪の女王』の評価の高さを感じさせる。
グランプリを獲得した『アナと雪の女王』の宣伝プロデューサーの廣村織香氏は、「そうそうたる劇場アニメーションの中で選んでいただいたことに、スタッフを代位表して御礼申し上げます」と喜びを語った。

劇場映画部門では他に『かぐや姫の物語』『機動戦士ガンダムUC episode7「虹の彼方に」』『STAND BY ME ドラえもん』がノミネートされていた。このうち『STAND BY ME ドラえもん』は優秀賞を獲得した。3月22日には、授賞式はTOHOシネマズ日本橋で行われた。 
テレビ部門では他に『シドニアの騎士』『妖怪ウォッチ』『ラブライブ!』がノミネート、優秀賞には『妖怪ウォッチ』が輝いた。グランプリ受賞となった湯浅政明監督は「松本さんの素晴らしい原作があって、それだけではなくて、スタッフも凄く頑張っているのが見えていました」と話し「次回作にも期待してほしい」とコメントした。

ウェブサイト上でファンから投票を募った「アニメファン賞」は総投票数が56万票にも達し。その中で『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』が選ばれた。
サンライズの取締役である尾崎雅之氏は「一般投票による投票で一等賞であることが素直に嬉しい。愛にあふれたファンの方々に恵まれて幸せです、ファンの皆様と喜びをわかちあいたい」と話した。

一方、個人部門でも注目したい受賞が多かった。監督賞は前回アニメドールにも輝いた
スタジオジブリの高畑 勲氏である。
また脚本・オリジナル原作賞には「ラブライブ!」シリーズの花田十輝氏、キャラクターデザイン・メカデザイン賞に「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズの岸田隆宏氏、音楽賞に『進撃の巨人』『機動戦士ガンダムUC』の澤野弘之氏らヒットメーカーが並ぶ。美術監督賞の
男鹿和雄氏は『思い出のマーニー』で活躍した。
アニメーター賞は3人、高橋久美子氏、伊東伸高氏、田辺修氏が選ばれた。声優賞は小野大輔氏と内山昂輝氏だった。

東京アニメアワード2015
http://animefestival.jp/ja/

[アニメ オブ ザ イヤー]

≪グランプリ≫
劇場公開部門 『アナと雪の女王』
テレビ部門 『ピンポン THE ANIMATION』

≪優秀賞≫
劇場公開部門 『STAND BY ME ドラえもん』
テレビ部門 『妖怪ウォッチ』

≪アニメファン賞≫
『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』

[個人部門]
■ 監督賞  
高畑 勲
■ 脚本・オリジナル原作賞  
花田十輝
■ アニメーター賞
高橋久美子  伊東 伸高   田辺 修
■ キャラクターデザイン・メカデザイン賞
岸田隆宏
■ 美術監督賞
男鹿和雄
■ 声優賞
小野大輔  内山 昂輝
■ 音楽賞
澤野 弘之
《animeanime》
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