日本の侍を描く意欲作「BLUE EYE SAMURAI」が6部門受賞! Netflixがアニメ界のアカデミー賞「アニー賞」合計9受賞を獲得 | アニメ!アニメ!

日本の侍を描く意欲作「BLUE EYE SAMURAI」が6部門受賞! Netflixがアニメ界のアカデミー賞「アニー賞」合計9受賞を獲得

「第51回アニー賞」の授賞式が、米現地時間2月17日にロサンゼルスで行われた。『BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ』がテレビアニメーション作品賞[14歳以上向け]を含む6部門を受賞するなど、Netflixのアニメーション作品が合計9 受賞を獲得した。

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アニメ界のアカデミー賞と称される「第51回アニー賞」の授賞式が、米現地時間2月17日(日本時間2月18日)にロサンゼルスで行われた。
『BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ』がテレビアニメーション作品賞[14歳以上向け]を含む6部門、『ニモーナ』が声優賞と脚本賞[長編アニメーション部門]を受賞するなど、Netflixのアニメーション作品が合計9受賞を獲得した。

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の7冠に次ぐ6部門での多数受賞に輝いた『BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ』は、『LOGAN/ローガン』や『ブレードランナー 2049』の脚本家マイケル・グリーンらが贈るアニメシリーズだ。江戸時代を舞台に、異国の血を引く剣の達人ミズ(声:マヤ・アースキン)が、仮の姿で世を忍びながらとある復讐を企てる物語を描く。
繊細で圧倒的な映像美とスピーディーなアクションで観る者の目と心を奪う同作は海外での人気も高い。『オビ=ワン・ケノービ』やドラマ『Mr.&Mrs.スミス』に出演のマヤ・アースキンや、“サー”の称号を持つ英国の至宝ケネス・ブラナー(『オリエント急行殺人事件』『シンデレラ』)ら豪華俳優陣が声を務めていることでも注目を集める意欲作だ。

授賞式では圧倒的な強さを見せ、テレビアニメーション作品賞[14歳以上向け]をはじめとして、TV/配信作品部門のアニメーション効果賞、キャラクターアニメーション賞、美術賞、脚本賞、編集賞を見事に受賞した。シーズン2の制作も決定している日本の“侍”の物語が、いま世界中で熱狂と興奮を生み出している。

Netflix映画『ニモーナ』

一方の『ニモーナ』は、『ベイマックス』や『モンスターズ・ユニバーシティ』のロバート・L・ベアードらが脚本を手掛けた作品だ。物語の舞台となるのは、近未来的な発展を遂げた中世の世界。王国と国民の信頼を積み上げてきた誠実な騎士バリスター(声:リズ・アーメッド)が、ある日“とある事件”の濡れ衣を着せられ、国中のお尋ね者になってしまう。
彼の無実を証明する手助けができるのは、いたずら好きの少女・ニモーナ(声:クロエ・グレース・モレッツ)だけ。しかしニモーナは、バリスターが退治しようとしてきた、“変幻自在の能力”を持つモンスターかもしれない……。誰もが抱える“誰にも型にはめられたくない”という思いをテーマに紡がれた、壮大で感動的な冒険譚だ。

「第51回アニー賞」では、ニモーナ役を務める『キック・アス』の”ヒット・ガール”で日本での人気も高いクロエ・グレース・モレッツが声優賞を受賞し、脚本賞受賞にも輝いた。「第96回アカデミー賞」でも長編アニメーション映画賞にノミネートされており、さらなる大躍進に期待がかかる。

Netflixシリーズ『ヒルダの冒険』

このほか、怖いもの知らずで好奇心がいっぱいのヒルダが故郷の森を離れ、新しい冒険に出る姿を描く『ヒルダの冒険』もテレビアニメーション作品賞[子供向け]を受賞した。今後もNetflixによるバラエティ豊かなアニメーションの数々から目が離せない。


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第51回アニー賞Netflix 作品:受賞結果一覧
・『BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ』
テレビアニメーション作品賞[14歳以上向け](Best TV/Media - Mature)ep. 「鍛錬のかけら」
アニメーション効果賞[TV/配信作品部門](Best FX - TV/Media)ep. 「邪悪な夢よ、怒りの言葉よ」
キャラクターアニメーション賞[TV/配信作品部門](Best Character Animation - TV/Media)
美術賞[TV/配信作品部門](Best Production Design - TV/Media)ep. 「明暦の大火」 脚本賞[TV/配信作品部門](Best Writing - TV/Media)ep. 「浪人夫婦の物語」
編集賞[TV/配信作品部門](Best Editorial - TV/Media)ep. 「浪人夫婦の物語」

・『ニモーナ』
声優賞[長編アニメーション部門](Best Voice Acting - Feature)クロエ・グレース・モレッツ
脚本賞[長編アニメーション部門](Best Writing - Feature)

・『ヒルダの冒険』
テレビアニメーション作品賞[子供向け](Best TV/Media - Children)ep. 「妖精の国」

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《仲瀬 コウタロウ》
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