3月22日、東京・日本橋で開催中の東京アニメアワードフェスティバル2015授賞式が開催された。この場でコンペティション部門長編作品、短編作品のグランプリ受賞作、そしてアニメ オブ ザ イヤーの各賞が発表となった。このうちアニメ オブ ザ イヤー テレビ部門では、湯浅政明監督による『ピンポン』がグランプリを受賞した。湯浅監督はこれまで2回にわたり文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞や大藤信郎賞など数多くのアワードに輝いてきたが、今回は東京アニメアワードフェスティバルおグランプリでまたその名前を世の中に印象づける。『ピンポン』は、2014年7月から3ヵ月にわたりフジテレビのノイタミナ枠でテレビ放送された。松本大洋が卓球をテーマに描いた青春マンガを映像化したものだ。斬新な映像表現が、発表時より話題を呼んでいた。作画も見どころのひとつになっている。今回東京アニメアワードフェスティバル2015では、TV部門グランプリに加えて、個人部門アニメーター賞でも本作のキャラクターデザインと総作監督を務めた伊東伸高が受賞をしている。『ピンポン』が総合的に高い評価を受けていることが分かる。また今回の受賞にあわせて湯浅監督から発表されたコメントで、監督が現在、オリジナルの劇場アニメを制作していることが明らかになった。タイトルなどの詳細は言及されなかったが、監督によれば現在すでに制作中で伊東伸高も作品に参加しているという。『ピンポン』と同様のナイクウオリティな作品が期待出来そうだ。また制作にあたっては、ノイタミナでもアニメに積極的なフジテレビと湯浅監督が代表を務めるスタジオのサイエンスSARUが手を組む。こちらの枠組みも注目される。もし長編劇場アニメとなれば、2004年の『マインド・ゲーム』以来となる。今後のさらなる発表から目が離せない。『ピンポン』www.pingpong-anime.tv『ピンポン』(C)松本大洋・小学館/アニメ「ピンポン」製作委員会
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