TAAF 「劇場版 シドニアの騎士」トークセッション 瀬下副監督&キャラクターデザイナー森山氏が登壇 | アニメ!アニメ!

TAAF 「劇場版 シドニアの騎士」トークセッション 瀬下副監督&キャラクターデザイナー森山氏が登壇

3月20日に開催された東京アニメアワードフェスティバルの『劇場版 シドニアの騎士』の上映ではトークセッションが行われた。瀬下寛之副監督、森山佑樹さん、沼倉有人編集長が登壇となった。

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TAAF 「劇場版 シドニアの騎士」トークセッション 瀬下副監督&キャラクターデザイナー森山氏が登壇
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東京アニメアワードフェスティバル2日目となる3月20日、『劇場版 シドニアの騎士』のトークセッション&上映が行われた。
トークセッションでは、ポリゴン・ピクチュアズの瀬下寛之副監督、同じくポリゴン・ピクチュアズに所属している森山佑樹氏、プレゼンターとして『CGWORLD』の沼倉有人編集長が登壇。TVシリーズ制作時のエピソードや初めて明かされる制作秘話まで、来場者は上映前から『シドニアの騎士』の世界に浸かることができた。

最初の話題は、キャラクターデザインについて。同作で初めてキャラクターデザイナーに抜擢された森山氏について、瀬下副監督は「別の方になる可能性もあったのですが、僕は森山さんがいいと思っていました。さまざまなことが初挑戦で、手探り状態となる作品。そこで、3DCGでキャラを作る時にデザインがどうあるべきかをあらかじめ理解している森山さんが適していると思ったんです」。キャラクターデザインが決定する間も、原作のデザインとアニメとしてのデザイン、この2つのバランスをどう取るか試行錯誤の末に見出したという。

また、同作のセルルック3DCGで大きく力を注いでいるのが瞳の中。顔のアップの時に目の実体感、存在感を意識させることを目的に、瞳にはレイトレーシングという技術を用いている。これにより顔が真横を向いても瞳に奥行きがあるように見えるのだ。一方で、やりすぎると瞳の中がつぶれてしまうため、こちらも初期は何度も描いてはモデリングしバランスをチェックしたと話した。

さらにトークは「今だから言える制作秘話」へ。森山氏がイラストを起こした後に、造形監督を務めた片塰満則氏から「このまつげはどういう形なのか」と立体に起こした時の形について疑問を投げかけられたことで、イラストで無意識に描き起こしていたものに対してどう理屈を深めていくか考えさせられたという。

『シドニアの騎士』の新シリーズ『シドニアの騎士 第九惑星戦役』がこの4月から放送される。新シリーズでは監督が静野孔文氏から瀬下氏になる。第1期をふまえ技術的にさまざまな改良を加えられこだわりが込められているほか、物語としても人間関係が豊かに描かれるのでぜひ見て欲しいと意気込みを語った。
[川俣綾加]

『シドニアの騎士 』
公式サイト http://knightsofsidonia.com/
《川俣綾加》
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