ジブリ美術館が協力、三鷹ネットワーク大学で「アニメーション文化講座」2月に開講 | アニメ!アニメ!

ジブリ美術館が協力、三鷹ネットワーク大学で「アニメーション文化講座」2月に開講

三鷹ネットワーク大学で三鷹の森ジブリ美術館協力のもと「アニメーション文化講座」が2月から全4回の講座を行う。開催はこれで3度目となる。

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三鷹ネットワーク大学で三鷹の森ジブリ美術館協力のもと「アニメーション文化講座」が開講される。2月の毎週火曜日に開催し、全4回の講座となる。
今回で3度目となる「アニメーション文化講座」ではアニメブームと呼ばれた1970年代から80年代初めにスポットを当てる。

今回も講師陣には経験豊かな人物らが並んだ。第1回目にはアニメ映画のプロデューサーである高橋望さんが登場する。雑誌の編集部を経験し、のちに『おもひでぽろぽろ』や『耳をすませば』、『千と千尋の神隠し』などの制作を担当している。「受け手」「送り手」の両側から見たアニメーションの歴史を語る。
第2回目に登場するのは現在アニメーターとテレコム・アニメーションフィルム取締役の肩書を持つ富沢信雄さんだ。富沢さんは『アルプスの少女ハイジ』をはじめ名作アニメの動画や原画を数多く手掛けている。『未来少年コナン』や『ルパン三世 カリオストロの城』、『名探偵ホームズ』など高畑監督、宮崎監督と多く仕事をしている他、『アイカツ!』や『ポケットモンスターXY』の演出や絵コンテも担当している。貴重な経験談などを話す予定だ。

第3回目には当時制作として活躍した竹内孝次さんが登場する。竹内さんは数多くの凄腕アニメーターが所属したテレコム・アニメーションフィルムの代表も勤めていた。経験をふまえ、現在のアニメーション状況について語る。
第4回には映像研究家の叶精二さんが登場し、第3回までの講座の内容をふまえ、当時のアニメの状況を具体的に総括する。高畑・宮崎両監督が世界に与えた影響についても解説する予定だ。

授業は4回通しで定員は40名の先着順となっている。昨年の講座を受けていなくても受けられるとのことだ。アニメの激動の時代を歩んだ人たちの話が聞けるとあって、ファンには興味深いだろう。

2015アニメーション文化講座 基礎教養・特別編
"第1次アニメブーム"の頃 ―アニメーション文化が花開いた時代―
講師:
第1回 2月3日(火) 高橋 望(日本テレビ映画プロデューサー)
第2回 2月10日(火) 富沢 信雄(アニメーター、アニメ―ション監督)
第3回 2月17日(火) 竹内 孝次(アニメーション・プロデューサー)
第4回 2月24日(火) 叶 精二(映像研究家)         
※講座は19:00~20:30
場所: 三鷹ネットワーク大学(JR三鷹駅南口)
講座料:一般3,000円 市民2,400円 市民学生1,800円 会員1,500円 (全4回)

NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構 
http://www.mitaka-univ.org
《animeanime》
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